田辺にて
田辺市まで約65㎞、高速を使って1時間ほどだ。現在は「みなべ」ICまでだが、来年度末には田辺市稲成までまで延びるという。お得意先の酒屋で話す。カップ地酒は田辺では売れていない。そうだろうな。でも波及する可能性がないとも限らない。梅酒も紀南、紀北もそうだけど売れない。自宅でオリジナルに漬けてしまうらしい。おかげでよくホワイトリカーが売れるのだ。紙パックの側面に書いている配合では甘すぎるので、砂糖を減らすか入れない場合もあるらしい。特に飲食店は甘い梅酒は好まない。砂糖の浸透圧でエキスがしみ出すので、砂糖を抜くと梅酒ができる期間が延びる。砂糖入りで最低3ヶ月が1年くらいになってくるらしい。ブランデーで漬ける人や旅館もあるし、漬けた跡の梅を売ったりしている。今月南方熊楠顕彰館がオープンしているというので、立ち寄った。熊楠旧居の隣なのだが、紀州の建築の特徴である太い連子をデザインに取り入れている。それより旧居の簡素さと自宅庭を研究園にされていたのを知って驚いた。
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