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2006年6月21日 (水)

ABCDE

本日、第一次のイラク復興支援群長であられた番匠幸一郎さんの講演をお聞きした。戦後の自衛隊が初めて戦域で活動したというマスコミ等の受け止め方に疑問を述べられていた。平和維持部隊として国連のもとで活動は各地で行ってきたのだということだ。今回は日本国独自の立場で参加に踏み切ったという違いも強調されていた。異なる意見もあるだろうが、アメリカ中心の国際外交を行わざるを得ない日本は、彼ら、実直かつ謙虚な専門職業集団を派遣せざるを得なかった。今の自衛隊はそういう歴史的抑制、反省と存在意義を示したい組織意志に、日本らしい専門家としてのまじめさの追求の中で醸成された、おそらく歴史的にも最高水準の能力と士気にあるのかもしれない。講演とビデオから真剣な復興支援に取り組む活動の状況を窺うことができたが、何より、自衛隊は軍隊であるという認識を正しく陸将補が持たれて、きちんと表明されていることは、安心できた。また、軍隊と警察の違いとしてどこかに書いてあったが、軍隊は独立して活動できる組織であるという意味が、連隊よりやや小規模約600人の支援群の活動のスライドやビデオでよくわかった。それにしても日本らしい、整理整頓、秩序へのこだわり、である。ABCDE(あたりまえのことを、ばっちりやるのか、ちゃんとやるのだか、できれば、笑顔で。)AMERICA、BRITON、CHINA、DUTCHの包囲網じゃない。イラク国民の日本への好感度は高かったのは、ODAで病院を作った時の人が正直で誠実な人達だったからだというが、だから我々もきちんとやるのだという、お心がけだった。禁酒、禁ブタ肉で半年がんばった部隊の方に敬礼。

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