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2007年3月31日 (土)

生酒受注中

 例年、本生無濾過と加水の生酒について、生で囲う分を決める意味から予約を取っています。20日頃から受注が始まりました。たいていFAXで帰ってきますが、今日帰ってから事務所で覗いてみると、加水の比率も上がってきています。

 大ざっぱに言って、最初から飲みやすい度数にしている方は、あまり量を飲まない人や、日本酒を飲み出して間がない人、つまり飲んだその分を評価する傾向の人が選ぶのではないかと考えられます。一方、原酒というのは、飲みつけた人、飲み応え感を重視する人が選ぶのではないかと考えられます。

 ただ、飲食店さんは本生無濾過を好む傾向が強く、当初発売した時からの流れや、お客様の第一印象が香味とも強い原酒を選ぶのかもしれません。とは言え、原酒は量が飲めませんし、たしかに回るのが早いものです。業界もすすめていますが、お冷やを横に置いて両方を飲んでいくやり方が健康にいいのはたしかで、そうした場合、腹の中で加水しているわけで、インパクトのある飲みごこちを楽しみながら、冷水で酔いを抑制するという非常に合理的な方法と言えます。通というかベテランがこういう飲み方を好む傾向にあるのは納得できます。

 もちろん、価格上加水の方が安いからという面もありますが、利き酒していただいても評価が分かれるあたりはおもしろいものです。Img_73942_1

写真は、滋賀県大津まで飲みに行った時の、蒸し料理の宴会での提供方法。円形テーブルに蒸籠を載せる。そんなに湯気も出ないのにきっちり蒸せていて、自分には斬新だった。鯛の蒸し焼きがおいしかった。 (孫幸さん 浜茶屋 077-524-0966 大津市際川3丁目30-15

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2007年3月26日 (月)

大吟醸がない

   こうなることはわかっていましたが、大吟醸が年末来欠品しています。今年の仕込み分は上槽しているので、4月末か5月の瓶詰でまた出荷できますが、ときどき謝らないといけないのが苦しいところです。3月25日の利き酒会で生で飲んでみましたが、酵母の関係か、随分爽やかな香りで、今までとは少し傾向が違います。これは少しずつ売って、秋からどう変わるかを見たいお酒でして、一部でも3年寝かしたらどうかとか、いろいろ考えるのは楽しいのですが、たいてい年末にはなくなってしまいます。

 今年は山田錦(兵庫・特A地区)の40%精米されたものを特に入手して仕込んでいます。自社精米の35%と比べてみようというわけです。いよいよアル添加最後のアイテムになろうとしている本醸造型大吟醸「一掴」(ひとつかみ)ですが、根強いご贔屓もあり、えいやっと純米系に変えられませんでした。純米大好きでも、それにはこだわらないよと言っているような存在のアイテムです。

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2007年3月14日 (水)

あらぎの里

春が早くも迫ってきたからあせることなどあるのだろうか。スキー場、酒の製造場、そして蔵ではもうひとつ、昨秋の米の価格の確定をしないと、今年の作付けに影響してくるのだ。つまり、秋にはだいたいの仮価格を払って、需給等を見て最終価格を決め精算する。

酒造組合経由でしか買わなかった時代は終わりで、今年からはいよいよ自己責任で相互にルート開拓しないといけない時代となった。有田川町清水地区で3名の農家と会ったが、申し訳ないながらこちらの要望は細かくなっていく方向にある。米作だけで生活できるような米価ではないのはわかるが、当社も生き残らねばならない。カメムシ被害には米選機では効果はなく検査で等外になった米が多かったとか、種籾の更新についても、やはりどの米種でも地元優先の姿勢が明かになってきているとか、そんな話もしながら、「あらぎじま」の背後の三田トンネルを初めて通って来た話になった。一部景観阻害の話も出ていたが、できてしまえばやはり便利なものだ。トンネルは2001年には開通していたが、供用開始は去年からで、接続する橋や道路の建設に時間がかかったようだ。裏から見ると「あらぎしま」もそっけない眺めで扇型の田は見えない。トンネルの川下側に産品販売所の「あらぎの里」ができていて、けっこうはやっていた。食事もできる。こんにゃくうどんに、特産の「ぶどう山椒」をゴリゴリと粒から摺ってかけると美味。なにしろ山椒の生産高日本一というだけのことはある。ミニスーパーのように、けっこうな種類の野菜、菓子類も売られていた。Img_7284

普通は吉備インターから国道480号沿いに走ればよい。けっこうなドライブだろう。0737-25-0088

火曜定休。よっちゃげてよー。

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