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2007年4月20日 (金)

陶陶酒

ある文人酒屋がわざわざ私に青木正兒著の「中華飲酒詩選」をコピーして渡してくれた。経営などという低俗な行為にアップアップしている私に「歌どころ見て参れ」のご指導なのかもしれない。もらって三月して漸く序文を読むことができた。

当然私のレベルでは譯文のそれも意訳を頼るしかない。周代から唐代までの飲酒の詩を選んで、酒徒が酔余の朗詠に供する目的で本を書かれた青木正兒先生とは、大漢学者であったらしいが、たまにはこういう方面の先人の品格を学ぶ必要もあるだろう。

序文は、宋の陶穀の「清異録」を編集して、「麹世界」「瓶盞病」「禍泉」とまず酒の特性、本質を掲げている。

陶陶焉で、「やすやすと」と先生は読まれているが、薬用陶陶酒ってそういう意味だったのかと、変な方へ関心が行ってしまった。

麹の世界の一節では、その楽しみは量り知れず、やがて何もわからなくなる、という酩酊気分でまとめられている。

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