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2007年6月19日 (火)

チューブポンプ

比較的小規模な酒蔵に納入実績の多い機器が当社にもやってきた。村上商店製の「びん太」という愛称がついている。原理的にはチューブポンプといって、チューブを指でつまんでしごいて液体を送るようなもので、流速は遅いが液体に高速回転するファンが触れないため、衛生的かつ品質影響が少ないとされる。一度ある蔵元が人工透析器と同じ原理だと説明しているのを聞いて、どんなハイテクかいな、と眼を白黒させたことがあるが、古くから使われている方式で、ドラム缶から重油等を小型のこれでハンドルをぐるぐる回して送っていたものだ。外部から見れば桶に酒はいくらもあるのだから、汲んで詰めればいいのだろう、くらいの感覚だが、商売となると、ゴミが入らないように仕上げにセラミックのカートリッジで粕分等を濾しておきたいとかがあって、瓶詰機械でラインに乗せるには、当社の場合で最低一回に700Lは詰めないといけない。業界の少量多品種指向や特殊製品の要望に対応するため、正直なところ渋々導入したようなものである。これだと約20Lから対応できるから、斗瓶囲いの酒を詰め分けたり、どうしても間に合わせたい製品詰めに役立つと期待される。しかし手で人間が1本1本置いて取ることになる。Img_8737

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