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2007年9月 8日 (土)

「ひやおろし」とは

「ひやおろし」の定義について1ページ割かせていただく。例によって業界で定義を統一できなかったのだ。一言で「夏を超えて気温が蔵の貯蔵温度を下回った頃に出す生詰め」だとばかり思っていたが、出荷時の2回目の火入れをしていても、夏越しで適度に熟成していればひやおろしだ、という定義も通ってしまっている。

サイトを見ていると地酒専門の卸や銘酒居酒屋への有力な業務卸のページは「生詰説」であるが、解禁日を「策定」-提唱だろ-した組合の定義では、「厳寒期に醸造した清酒を一夏越して調熟させ、秋口に入ってほどよい熟成状態で出荷するもの。」となっていて、個々の蔵元の独自の基準、というのを是認する形となっている。

当社というか私の場合はずっと生詰と思っていたから、生詰で少し出してみようと思うが、解禁日には出せなかった。9月9日ではまだ暑い。普通お彼岸が済んでからだろうと思うが、いかがなものだろう。「一斉に発売してイベント性を持たせ、日本酒シーズン幕開けと位置づけ、日本酒の知名度アップならびに需要拡大に結びつける」という趣旨に協力できなくて残念だが、西日本の蔵としては9月9日は早すぎるという感覚だ。卸、小売の倉庫や棚の取り合いになりかけていた、秋の営業商材の出荷時期の早出し競争を制限する意味があったと聞いているが、18日に9日遅れで発売できそうだ。もう仕入れが済んでしまっていて売れないというリスクは当社が負うが、数量限定なので納得づくというところか。

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コメント

全国一斉販売について確か前にも書かれていた
記憶が有りますが・・・日記をたどれば良いのですが・
日本は南北長い国なんで、ひやおろしの時期も当然変わって
くるでしょうし・・・無理して出荷されて味が落ちるなら
言語道断ではないでしょうか??

投稿: inaokan | 2007年9月10日 (月) 17時01分

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