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2007年9月 4日 (火)

米市場は複雑怪奇

9/2-3と某方面の圃場を視察、山田錦は花も咲き受粉が終わった頃であった。五百万石は一部で刈り取りが始まっている。来なくても良いと言えばそうなのだが、米の状況を報告するのも蔵の務めではないかと思う。Img_97222

今年は概ね平年作で落ち着きそうだが、需給についてはそうはいかない。資料によれば政府古米が16年産9万トン、17年産が39万トン、18年産が25万トンの計73万トン、7月末で在庫がある。全農・全収連13万トン、卸未引取分40万トン、卸20万トン、ここまでで146万トン、外米が190万トンを併せて336万トン、米があったわけである。19年産は167万ヘクタールが作付けされ、1反=0.1ha当たり520㎏すると、868万トン収穫されるはずである。併せると約1200万トンになるが、需要は830万トン程度とすれば、在庫や政府買上を見込んでも2割近くは余るという観測らしい。来年6月の在庫予想300万トンとは某氏の予想である。書いてる本人は素人なのでよくわからないが、どうも大変なことらしいのだ。エサ作ってることになりそう?。JAの品種別仮渡し価格は急落して、最低俵7000円まで来ているらしいが、張り込んで高い県などは精算がマイナスになるのではないかとまで言われていた。ものすごい品種・地域格差が出てきそうなのだ。

そんなに大変なら高く酒米買うよとまでは言えない身分だが、そういう価格水準を聞くと、酒米はけっこういい値ではある。しかし、つらつらコストを聞いていると、農業自体は所得補償なしには維持しえないように思われた。値切ろうと思って、経費を聞いているのではないと説明しながら、機会を捉えて聞いている。まぁ酒造業だってそうと言えばそうなのだが、そんな甘い言説が許される時勢ではない。

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