加工用うるち米(清酒用)
20米穀年度(米穀年度は、前年11月から当年10月末)における19年産加工用うるち米(清酒用)の案内が来たの。ずっと買えていなかったのでぼんやり見ていたが、丸玄米で30㎏(1.2等)で5000円(税別)とか書いてある。問い合わせると。
消費者には加工用米=くず米、程度の知られ方だし、制度の趣旨からも高い酒用じゃないと思っていたが、精米歩合50%のものまでよく見るとあるのだな、これが。聞けば、3等以上ですから特定名称酒にも使えます。ただし10月半ば以降しかだせない、どの米の品種が当たるかわからない、産地も指定できない。うーん。しかも「うるち米」だろ(酒造好適米ではない)。ははぁ、あそこの製品の裏貼りのあの書き方はこれか、なんて。でも押さえておく必要のあるものだ。
特に安く売ってやってるという感じなので、白米に精米したものが原則で、自分で精米するんだというと、係官が本当に酒に使うのか監視にやってくる。普通酒用に以前買った時、本当にきたもんね。米屋と組んで主食用に転売とか交換されないようにしているわけだ。せんべいとかの本当のくず米を主食用と偽り事件になった例があるのでその加工用米といっしょにされないようしてほしい。
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