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2007年10月25日 (木)

熊野

和歌山県北部(紀北)に住む者が仕事で紀南、それも潮岬から東の方へ出かけるのは別に珍しいことではない。ただその時間距離の遠さや、何となく文化圏も違って旅行めいた気分になるので、少し楽しい気分になれるのと同時に、京都くらいへ出かけるのとそう変わらない心理的負担がのしかかってくる。

郷土料理や特産についても、和歌山県というのはいっしょでも、お宅の地元の文化を代表する云々、とは言い切れないところだ。もちろん同県だしPRはするけど。

現場、古座以東なら、紀北からは有田川を超えた吉備あたりから山中に分け入り、龍神、中辺路、本宮と今は全部田辺市に合併されてしまったエリアを車で行く方が早いし安い。来月11日には高速道路が田辺までつながるので費用を無視すれば勝浦くらいまでは、高速で海沿いを行っても変わらなくなるだろう。

茶がゆ、くじら、めはりずし、といったところか。観光ではない者が味わうこともあるのは、まず勝浦のまぐろ丼だろう。タイミングその他で食することもある。古座のウナギ丼もあるけど。

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