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2007年11月16日 (金)

カプロン酸エチル

大阪で局の利き酒会があったようで社員が出てきてくれた。今週は県内で行動予定が詰まり私は欠席だった。自社内の利き酒も最初の3本は、まず「きれいな」仕上がりとなっている。

 とまれ、F社のレポートニュースを見ると、カプロン酸エチル濃度が鑑評会の受賞の決定要因として少しも変わっていない、むしろ濃度が高くなっている、との某局幹部の談話を紹介したうえで、高エステル生成酵母の規制も検討すべきだとしている。今年の受賞酒の平均値が7.3PPMだったそうだ。

 鑑評会のきき酒というのは、数百点一度に審査するから順に口に含んで吐いていくことでしか行えない。当然印象の強い方が点数は良くなりがちだ。それにこれは私の経験からくる印象だが、飲めない、もしくは飲まない人間は香りで酒を評価してしまう傾向がある。今晩2合飲んで、後味がどうのこうのという、審査はできない宿命なので、そういう部分は鑑評会にはそもそも向かないのだ。市場はしかしそういう処を求める層が増えているので、意味ないとか、純米酒部門を作れとか、香気成分に一定の規制をしろとかの議論がでてくる。ごく一部の出品酒だけの話で、商品にはほとんどならない。当社は黙って出品して、ここの所、毎年落ちている。それは事実だからしかたがないし、取れれば取れたでいいと思っている。

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コメント

本日お昼前に黒牛茶屋に寄らせていただきました。仕事前だったので、さすがに試飲は出来ませんでしたが、お茶を御馳走になりました。ありがとうございました。黒牛のストラップを入手する目的でした。目的がかなって嬉しいです。温故伝承館が焼けてしまったそうですね。昨年見学をさせていただいて貴重な思い出になりました。

投稿: 一本松逃馬 | 2007年11月28日 (水) 00時25分

レス遅れ申し訳ございません。酒づくり資料館 温故伝承館の被害については、北棟2階が半分焼けて資料関係が結構焼けてしまいました。ただし製造道具等は無傷で、建物も既に修理し公開を始めています。ご心配いただきありがとうございました。これを機会にもう少し整備して、「観光的に見えない」酒造資料館へ向けてもう一歩進めたいのですけど、だいぶ時間がかかりそうです。

投稿: 不断齋 | 2007年12月10日 (月) 12時10分

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