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2007年11月 5日 (月)

効果

  とうとう梅酒の企画に引き込まれてしまった。原酒を送って、梅酒専用工場タイアップして日本酒ベース梅酒を作るという話だ。ブームももう終わってるとか銘柄の絞込みに入っていると聞く段階での参入なのだ。とは言え、蔵が梅産地の和歌山では、良質の梅の確保が容易となれば、ブームが終わろうが何だろうが、自社工場で一貫生産だろうが提携だろうが、挑戦するしかないだろう。大義名分は、梅主産地としての需要振興に協力すること、ついでに提携方式により、蔵は清酒生産に集中する姿勢を示すことだ。

 ということで、日本酒ベースの梅酒を企画し始めて、そのまた独特な問題に気づき始めた。高品質の純米酒や吟醸酒を漬けても吟醸香が活きないのだ。梅の香りがマスクしてしまう。まろやかな純米酒は梅を漬けても有効だが、どっしりした普通酒に近い純米もしくは、醸造アルコールを添加しない普通酒(米だけの酒とも言うが、ちょっと使うのに抵抗のあるカテゴリーだ)で充分なんじゃないかとか思い始めた。糖類も入れるとなると、ますますどんな清酒を使うのがいいかわからなくなる。第一、飲んでうまい酒など度数では原酒でも18度程度で、純米酒だけで漬けたなど、昨今の表示に敏感な時勢であまり無理はしたくないカテゴリーだ。清酒は22度未満と税法が決めたので、焼酎か醸造アルコールで漬けた梅酒と、清酒を合せた方がエキスが出やすくていいという判断で、第1.2段のアイテムはこの方式で発売してしまった。いろんな漬け方があるのがリキュールの魅力だろうか。

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