表示に関する研修会
この数日間で少なくとも近畿地方の清酒製造業者は国税局の表示に関する研修会を受けているはずだ。去年は食品関係企業が大きく信頼を失った年で、斯界での不祥事を予防というか警告する意味だろう。何しろコンプライアンスと簡単に言うが細かい所まできっちりやろうとなると大変である。昨日の研修で特に重視されていたのは、製造年月の表示と戻入の処理であろう。今後の検査ではそれを調べるからきちんとしろというわけだ。感触では業者間の未納税取引、それも瓶に入った状態で仕入れる物に引っかかってるようだ。普通酒と特定名称酒で扱いが違う所もあってややこしいが、税務署も視点が変わってきたようで、三増酒を清酒からはずしせめて二増酒(米が原料の過半)にしろという改正を一昨年実施したのは醸造法を制定しろとか純米酒だけを清酒にしろと言われるむきには不満足な見直しだろうが、大きな方向転換には違いないだろう。
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