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2008年1月24日 (木)

ビール離れ

そのうちそういうことを言い出す人がでてくるんじゃないか、と前から思っていたのだが。

酒文化研究所」の最新の市場分析を読むと、あらゆる業態で酒類を扱う中ではビールへの依存度を下げたいと考えているというのだ。要はあまりに儲からなさすぎるからで、トップメーカー2社以外は問屋から居酒屋までみんな顧客がほしがるから置いているとか、客寄せ商材としか考えられなくなるというわけである。酒販免許場があふれてしまえば客寄せ効果もなくなってしまう。メーカーとマスコミで消費者にイメージを植え付けて需要を創り出すというモデルはたしかに成功しきったのだろうが、こんな状態では扱う者が良いように言うはずもない。消費者が飲みたいといってもできたら他のものを買ってほしいと扱っている人間がみんな考えるならこのパターンもゆらぎ始めるはずである。テレビで酒類の需要を煽るコマーシャルはヨーロッパあたりでは禁止されていると聞いたが本当だろうか。そういう規制はおそらく強くなってくるはずなので、公共の電波や交通機関への看板規制などが進むと、消費者への働きかけの手段のウエイトが変わり、大変な変化を引き起こしそうな気がする。

残念だが並清酒は最悪の引き立て役になって余計需要を失ってきた。生ビールの原価率が飲み屋で高すぎる分を埋め合わせるために、燗酒に高率の利益を乗せて売られたためだ。正直それなら甲類焼酎にも負けるだろう。何が起こっても、これでは清酒には需要は戻ってこない。

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