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2008年1月 3日 (木)

発泡にごり酒 2号

 年頭に発泡にごり酒の開封試験を実施した。一昨年の年末初めて試した時は7割近くが噴きこぼれたのだが、「今度はにごり分を少なくしましたからそう飛ばないでしょう」という、怪しい前ぶれで瓶が持ち込まれている。どうせ純米の上槽前のもろみを上からすくったのだろうが、できるだけ上澄み部分を集めたのか、枠をタンクに沈めて下からにじみ出た部分をすくったか、それは後で聞くとしよう。こちらは去年で懲りているから屋外で、洗ったボウルに瓶も洗った状態で静置した。デジカメを据えて連続撮影モードを試す。高知かどこかで飛んだ栓で目に怪我をしたらしいからね。Img_24512

 横から軽く栓を押し上げようとした(上から覗いてはいけない)だけで、ポンと栓は飛び屋根より高く飛んでいった。シャッター押してない、とあわててカメラに戻る。噴出は少しタイムラグがあるので、貴重な映像?が取れた。今度は前講釈にふさわしく2合程度の噴き出しで、すべてボウルに回収できた。栓は見あたらないからホイルで封したので、ほぼ完全に回収できたのが確認できるだろう。

 この炭酸ガスと濾過も何もしていない香味の強さのインパクトが一部強い支持を得ているのは知っているが、もし室内で栓の飛んだ先に蛍光灯があったら割れている。栓をふきんで覆って開封動作にかかればいいが、すぐのけないと噴いた原酒でふきんが濡れてその分は飲めない。ボウルの中に置くアイデアは正解だったが、総合判定では、やはり商品化は無理という結論だった。こっそり数本というのが精一杯だろうか。1桶全てをこういう製品に使うには粕分が多すぎる。何らかのかたちで一部分離して、粕分の一部を戻すのがいいだろう。ただし、もう少しにごり分は今日より少なくていい。結局うすにごりに近いものが当社としては限界という感じだ。やってるメーカーさんを批判するつもりは毛頭ないのでご了承されたい。Img_2455

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コメント

あけましておめでとうございます。はじめまして。
年末になかがわ商店さんから活性にごりをいただき、店でも提供させていただきました.私も一昨年の惨事のうわさをいくつかを聞いておりましたので、こぼれた分も飲めるようまず瓶を洗浄し、ボールを敷いて、金属キャップを付けたままの状態で細釘を打ち込み、ふきんで押さえながら釘を少しずつ動かしてガスをぬきましたら無事一滴も吹かずに開封できました。15分くらいの操作だったと思います.壜詰めして日が経ってないせいか、さほど炭酸は強くないようでした.
唯、店の冷蔵庫はせいぜい4℃なので、年明け開封する分は気圧がもっとかかってるかもしれません.5日から営業なので、その時の開封は更に気をつけようと思っています.

初歩的な質問で申し訳ないのですが、槽口直汲みと、活性にごりの発泡力の違いを作る要素はなんなのでしょう.おりの量、酵母の活性力、等いくつか要素があるようですが...?

投稿: ukoki | 2008年1月 3日 (木) 23時54分

早々にコメントいただきありがとうございました。これはもう滓、というか粕分の量によるものだと。粕分に酵素も多く残っています。槽口の液中にも酵素はあり生の間は活性ですが、固定分がないので、酵素量の差が圧倒的です。またガスは固形分の糖化、発酵から発生しますから、固形分がなくなれば、それ以上ガスも発生しないはずだからです。
釘を使うというのはいいですね。今度やってみます。

投稿: 不断齋 | 2008年1月 4日 (金) 10時46分

ありがとうございます。
なお、釘を使う際の注意点ですが、
すっかりガス圧が落ち着くまで絶対に釘をぬかないでください.顔を瓶の上にもっていくのもNGです。

投稿: ukoki | 2008年1月 4日 (金) 12時56分

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