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2008年2月15日 (金)

徴候

関西でトップの酒ディスカウンター(自称は専門大店)が民事再生法を申請した。しかしまったくの伸び盛りで全国3位、60店舗の酒販店に業務スーパー9店、年商約300億、社長は交替したばかりだが、昨年夏には「賢者の選択」にまで出演している。どこかの酒雑誌は提灯記事を書いていたはずで、業界新聞で取り上げられること再々だった。この状況で売り込みたくないというメーカーはいなかったはずだ、特に中堅以上では。当社に被害はなかったからと喜んで言い廻りたいのではない。何か徴候は出ていなかったのか、そういうものを感じ取れないと、自分もやられるか損失を抑えるのが遅れてしまう。だから今さら調べるのだ。同じ市場の取引先と話すと業務スーパーが足を引っ張ったという。最初の2店はよかったが後は全敗とか。既にサイトに出ている所では、DSの方も最近1年の出店した店は軒並み赤字とあるが、いかにマスコミだけで判断していると恐いかということである。急激な出店で社員教育や管理が追いつかなかったのか、はたまた無理な資金繰りの中でちょっとしたことでショートしてしまったか、想像するのは難しい。サブプライムローン問題の国内への波及から急に融資態度を銀行が変えたのかもしれない。11月以降苦しくなったというのが臭い。支援先候補の名前が最初から出てるのは別の意味で臭いとか、皆勝手なことを言っているが、メイン行が知らなかったはずはない。酒の場合12月に極端に取引が集中するので、売掛金の残高が最も膨らむこの時期にやるというのが、納入先には憤激の的だろう。しかし激しい変転だ。どこかのプロデューサーと先生にも痛い失点だろう。

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