正一合
「オヤジ、そのメニューの書き方おかしいぜ。」昼食に寄ったお客の店だが、夜用メニューのドリンクページに私は引っかかった。奥さんしかいないが、気に障らないように説明しておかないとな。まぁオーナーは言って聞くタイプじゃないんだけど。
ドリンクメニューに酒(正一合)650円、(正二合)750円、冷酒750円とあるが、どう見ても正一合というのは、450円かなんかの書き間違いだろう。それに、今時、とっくりに「正一合」の表記は、世の中が許さなくなってきている。酒(小)、酒(大)が望ましい。水で試せばわかるが、とっくり小はほとんどの場合、180mlも入らない。正一合=180mlで、これは枡(ます)を呼ぶときの言い方だ。もし正一合なら一升瓶で10本、小とっくりが取れるはずだが、13,14、15本とか取れるはずで、陶器屋に言えば何本取りとかで指定して選べるはずだ。2合とっくりと通称される大とっくりでもまぁ一升瓶で7本取れるだろう。そのうちこうした今まではどうでもよかったようなネタに消費者が過剰に反応する時代がくる。早い目に直しておいた方がいい。
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