梅酒特区認定おめでとう
7月9日付でみなべ町が国に申請していた「紀州みなべ梅酒特区」が認定されたようだ。これから説明会をやるそうだが、局の審査は4カ月はかかるそうだから、第1号は今年中にはちょっと無理みたいだ。一方清酒製造業者の条件緩和の梅酒の方は既に多くあるうえに、それならとばかり皆出そろうような情勢らしい。既に過剰とも言われる中、地元観光需要とか自社売店でうるためといった所を考える限りは多少なりとも売れていくという見込みのようだ。都市部の業務等を狙うにはよほどの特徴がないと難しそうだ。
梅産業は紀南地方の経済の中核業種なので、過去良すぎる時期もあったがゆえの最近の懸命な取組となっている。特区で梅酒を造ろうとも、青梅は全国相当の梅酒製造業者に出荷されている。その梅の産地ブランドイメージを各製造者が一部依存しているのだから、産地の繁栄は必要なのだ。
もちろん梅にも産地間競争がある。いい梅を適正価格で安定的に出していただきたい。
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