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2008年8月 3日 (日)

わが家の平ちゃん本物を見る

竹中平蔵さんの講演を東京国際フォーラムで聞くことができた。我が家の平ちゃんと呼ばれる私が本物の話を聞けるということで、自分では盛り上がったね。予習代わりに前夜から当日にかけて内閣改造の記者会見を2時過ぎまで見ていた。上げ潮派一掃で、竹中さん家には朝から塩崎さんとか数人から電話があったらしいが、先生の表現では次善の内閣だそうな、中途半端よりひどい、ダメな内閣の方が、揺り戻しが早く来るという意味で。このテーマについては私はコメントできるような者ではないが、先生としては世界中が競争に晒されて居る中で、日本の改革、民営化を進め生産性を上げていかないともっと惨めになる、小泉=竹中の改革路線が弱者や地方に無情だとかではない、経済の世界的一体化グローバリゼーションとかIT技術の進展(限界費用を極小化する)が賃金等にデフレ圧力をかけている、韓国の747政策とか他国も必死で競争に立ち向かおうとしているのに、ということだった。羽田の規模拡大、24時間空港化と法人税引き下げ、東大民営化だけ、取りあえずご提示されていた。

私も競争、民営化フレンドリーなんだけど、ミクロ経済の主体としては先生の時代の読みのとおりでいいだろうが、マクロ的にはどうなんだろう。竹中先生は経済については当世トップなんだろうが、法制、文化まで見ておられ、その違いまで対策を打つ提言をされてきたのか疑問だった。 日本では一度失敗したら再起の可能性は非常に限られる。間接金融でリコース、担保を処分しても債務は残るという仕組みをケアしないと、非効率な経済主体の退場を促し社会全体の生産性を上げろと言われても簡単には従えない。教育機会の拡充、再訓練の場の提供というが、日本では失敗した者は退場して死ぬまで寝ていろ、子供にだけ期待しろというのに等しい。今やってる低生産性の仕事にしがみつくしか選択肢を与えていないから、抵抗勢力になるんだと思う。民事再生法も問題あるけど、やりなおしのきく社会に変えていかないと社会の柔軟性は高まらない、これは改革のためのインフラだとも言えると思う。Cimg20060

 

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コメント

竹中さん、話上手ですよね。
大臣やめてからいきいきしていますよね(笑)

投稿: 民事再生法 | 2008年8月 4日 (月) 23時49分

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