« 置かなきゃ売れない | トップページ | 和歌山県工業技術センター »

2008年8月17日 (日)

夏こそ燗酒?

最近は冬でも燗酒が出にくい時代だが、暑い夏にこそ燗酒がおいしいんだという趣旨のイベントがマニア系というか純米系の人達で開かれたり、唱えられていたが、最近ちょっと聞かなくなった。というより、自分の行動範囲が少し変わってきて、そういう催しに触れる機会が減ったのかもしれない。ところが、昨日はそんな人達とはほぼ正反対のタイプの人達と燗酒を飲んだ。新しい酒燗器を試したい機械屋さん、その友達の魚屋さんが開いた店の建築屋さん、当然店のオーナー、近所の企業家、等の面々で、アル添がどうのこうの言うタイプではない。自社の1本しか立てない普通酒(白米トン当たり200Lの醸造アルコール使用、精米歩合70%)、純米醸造だけど普通酒表示の特殊品の2本を協賛したが。結局、道具の話は皆そう興味はない、つまり早く目標の温度になればいいんだくらいにしか見ていない。設定温度になるとブザーがなるのはいいことだ(それくらい在来機種でもあるだろうけど)とは思ったが。ぬる燗がどうこう言うけど、そんな正確な温度で飲み続けることは不可能。熱燗ででてきたのを飲んで話しているうちにそういう温度帯の1杯にも巡り会える。燗酒普及の動きが広まらないのは理屈っぽいし、利き酒的な姿勢で酒を飲めないのが自然だからで、舞台裏でプロ同士が議論するのはいいが、一般の方には通用しないからではないか。それにしても在来の普通酒の方が評判がよかった。自分では割れた山田錦の掛け米の酒はそれなりにきれいでよかったと思ったけど、ちょっと酸が高すぎるし、まだ若かったかもしれない。マニアでなくても燗酒を夏に好む人はちゃんといる。人間は、体温より少し高い温度帯がいちばんアルコールの吸収が早い。早く回るから飲み過ぎない(慣れている者には)。燗の過程で1割ほどアルコールは飛ぶそうで、それもいいことだ。最後に和らぎ水は飲み出してから持ってきてもらうのは難しい。特に料飲店では。スタート前に準備しておくのがいいだろう。

|

« 置かなきゃ売れない | トップページ | 和歌山県工業技術センター »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 夏こそ燗酒?:

« 置かなきゃ売れない | トップページ | 和歌山県工業技術センター »