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2008年9月15日 (月)

ブドウ狩り(和歌山県・田辺市)

東北からの帰りに大阪で時事ネタを仕入れて帰ると連休に入るが、一転、のんびりした行事に参加となった。後で当社も見学に来られるとあって迎え行くような具合だったが田辺市の紀南観光農園さんにおじゃました。ブドウ狩りなど20年以上行ったことがない。たしか牛久シャトー以来だ。

ヒキ岩近くの丘陵地で深い山中の趣。静かなことよ。3ヘクタール余りのブドウ園はちょうど収穫期とあって袋に入った房が棚から無数にぶら下がって壮観でさえある。親子2世代の夫妻と中国人研修生が倉庫で家族連れやらにブドウを量り売りしている。こちらは風爽やかな桟敷で弁当を食べてブドウをつまんでいればもうそれで充分なので、房を取ろうともしなかった。Img_0768

最近は巨峰からピオーネ主力に切り換えつつあるらしいが、2005年からワイン用のカイノワールにも取り組まれている。ブドウは植えてから実が成るのは3年目からだが成木となるのは8年かかるというから品種を選ぶのも長期の予測が必要になる。ゴルビーという甘いがサクサクした実が赤いのもあったが、かの冷戦終結の英雄ゴルバチョフ氏の頭が少し赤いのにちなんだというが、そんな担がれ方を氏が知っているのかどうか。

3町歩のブドウ棚の広がりは見渡すと相当の広がりで、べたっとした濃い緑の平面が地形としてできあがっている。Img_0774地形図でみてえらくのっぺりした果樹園だなと思ったのはブドウだったのかと来てみて気づいた。

ワイン用は生け垣状に畝で栽培するのが普通だが、ここでは食用といっしょに棚で作られている。観察すると太い目のピアノ線が60センチ枡くらいで正方形に地上から1.6mくらいの高さで交差させているが、支柱は2m程度の格子になっている。棚の下はえらくスカッとしていて、地面にほとんど草は生えていない。棚栽培は収量が落ちるという。ワイン用なら反に4トンくらいが目標になるが、1.5トンくらいに抑えていらっしゃるそうで、袋へ入れて丁寧に房を取るための方法だから仕方がない。これを甲州のワイナリーに送って、そのブドウでワインを作ってもらい動鳴気ワインと名付けられている。将来ここで醸造に挑戦してほしいものだ。(Img_0779 紀南観光農園

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