蔵入り
杜氏達がやってきたのは1日の夕方だった。半年分の生活道具を車に積んでくるので、宿舎のある2階まで、パレットに積んでから地元の社員がフォークリフトで揚げている。その辺は楽なようだ。外でアパートを借りていたら本当の引越になってたぶん荷物かかえて階段を上がるハメになるだろう。今年は4人で1人増えている。これは地元が1名減なためで、増減を繰り返しながら地元化を図るという流れだ。全員過去来たことがあり、去年は呼べなかった人もいるが、どうしても1才づつ年はとってくるな。自分もだけれど。早速2日朝から掃除、用具の煮沸、消毒、井戸替えに入る。こうなるとこちらも米の手配の確認、製造計画の作成、現場との打合せとなって、引きしまってくるのだ。資材会社の訪問も増えてくる。エクセルで当てはめていくのだが、米屋や酒造組合と電話をしながら日長、計画をああでもないこうでもないと作り込んでいく。杜氏の所へいって相談もしないといけない。勝手に作って無理ですと言われても仕方がないのだ。米屋も巧みに取扱い高を増やそうとするし、まだ収穫量が決まらないところは仮数量で作っておく。これを何度も直して確定させていく。おもしろいんだがな。
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