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2008年11月 5日 (水)

地球温暖化と酒造り 機械屋さんの発想

酒造シーズン到来で蔵に醸造機械屋さんが訪ねてくれた。聞けば今日同じ街にいて同じように山の中をすっ飛ばして来たようだった。昨日はそこに泊まってある蔵の「米洗い」の祝いの席に呼んでもらったらしい。蔵によって酒づくりの始めにあたって蔵人に一席設ける会の呼び方が微妙に違うんだな。うちだと「もと始め」だが。

へぇーどこか機械屋が倒産したって。全然驚かないよ、この時勢と関連業界では。とは言え、例によって何か見積もり書いてよで終わったけど。年々高温化する環境において、ある意味温暖化対策は大手の方が進んでいる。長いシーズン大量に酒造りをする必要上、タンク、水や蒸し米を冷却したり放冷機やエアシューターの空気を冷却したりする必要があったから。銘醸地はかえって蔵の冷房化が遅れていたりする。しかしその仕込み水を凍らせて仕込水を一部氷と代えるという発想は機械屋さんらしいや。確実だけどな。

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