干支ラベルのご案内
どうやら今年の商戦は終わりを告げそうです。詰口能力の改善をなかなか図れず、今年もかなりの売り漏れが出ました。お詫び申し上げます。とはいえ、ひとつこの年末特有の事情もありました。2009(平成21年)は丑年です。12年に一度、当社も酒としては珍しい牛が酒銘に入っていることもあって、11月から年末年始の出荷は干支ラベルです。専門店にはあまり関係ないようですが、ギフトセットとしては地元でかなり影響がありました。なにせこの景気です。巣ごもり消費なのか家庭でお酒でも飲んでいようという方も多いかと思われます。そうしますと、実用的な純米酒1.8L×2本入りのギフトセットがかなりの需要増となりました。そのしわ寄せが他のアイテムの出荷にも及んでしまいました。
第一、牛というのは、株の世界とかでは強気相場を意味します。弱気の方は熊ですね。どこかの宅建協会から注文が来ていましたが、たぶん新年会で相場の上昇を祈念しようということでしょう。とにかく商売は牛のよだれともいいます。粘り強く行きたいものです。
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コメント
今年も一年お疲れ様でした。当店でもこの干支ラベルの評判はかなり良く、正月用に買われて行くお客様が多かったです。追加で注文しましたが今年はもう詰められないとの返事を頂きましたが、残念と思う反面良く売れてるんだなぁという来年へ向けての期待も持てるような少し複雑な気持ちでした。来年もこのブログを楽しみにしております、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
投稿: 7号車 | 2008年12月30日 (火) 21時36分
当店では新年のお勧めに純米槽口直汲みを出させていただく予定です.(自家用にも一本取ってあります)皆様よいお年をお迎えくださいませ.
投稿: うこき | 2008年12月31日 (水) 01時13分
ありがとうございました。今年も頑張ります。としか言えませんね。蔵では元旦前後は交替で休みを取って、但馬へ一部帰っています。一日の場合、居残り組は但馬2人と地元社員1人といった具合です。仕込みを切っていますので、朝米を蒸しません。ですからたしかに元旦の朝は静かなものです。
試しににごり酒取ってみました、とかで1本うちへ入れてくれたのですが、汲んでから48時間ではさすがに開栓してもポンとも言わなかった。
こうしたヴァリエーション対策に手が回らず、専門店市場のケアで遅れをとっているかもしれませんが、まぁあまり言うと差し支えもあるのですが、付いていく姿勢だけは持っておかねば、という所です。
投稿: 不断齋 | 2009年1月 4日 (日) 11時04分