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2009年2月28日 (土)

隣接県が難しい

隣接県=大阪府へ出かけて純米大好き酒店さんを訪問、地元の販売店が支店を出していくので、ちょっと今後に難しい課題を感じながら帰ってきた。2月の月末、社員会に出席。開けてるだけまだ当社も恵まれてるかな。今まで御得意の販売店だった場所をやめて、元気のいい飲食店に貸されたので、営業の方から提案があって開催となった。メニューも凝っていて味もいい。簡単なコースなんだが焼肉やお好み焼きが鉄板上に出てくる。刺身、サラダは当然別盛りだけど。こういうパターンではきれいな香味のタイプはソースやタレの臭いや味、油分で正統な評価は受けないだろう。黒牛もつらいのは、かつての零戦のように多業態に1アイテムで出撃せざるを得ないことだが、こういう場では健闘できるだろう。だいぶきれいになったとは言え、素がごついという気がする。

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2009年2月24日 (火)

臥牛というのもあったのよね

週末、新宮の勉強会へ参加したので日曜日に紀伊半島の東側を廻って帰った。実は新しい鉄道路線、高速道路の開通があると見に行くという、環境に悪い趣味がある。寂れた道の駅と一体のSC、中国人一行が10人ばかりしか歩いていない鬼ヶ城、銘木店に並べられた栃やケヤキのテーブルかカウンター用の板が驚くほど安いのに加工賃は高いのを見て感心したり、とかブラブラしながら、2月9日に延伸開通した紀勢大内山ICに到着、ついでに熊野尾鷲道路の一部開通区間も横道に入って覗いてきた。あと4年ほどすれば高速は紀伊長島まで伸びそうだ。

それとは別に、玉城町の田丸神社に立ち寄っている。ここで見つけたのが臥牛だ。臥龍というのはよく聞くけどね。願掛けなで牛として信仰され、「なで」ると学業向上、身体健全、家運隆昌とあります。像が近所の神社のよりかわいい感じです。ああそうだ、ここは松阪市に近いから牛の産地だものね。

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半島の反対側の当方では、酒の銘柄名で「黒牛」を造っているのは名手(なて)です。ご利益というものではありませんが、飲むと酔っぱらいます。緊張をほぐし精神衛生にいいのは1日2合程度までです。記憶力を鈍らせる作用がありますが、そういうものに頼らないように考えを改める意味でいい効果もあります。

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2009年2月21日 (土)

こどもが社会人になるのは心配なんだろうな

酒造家というのは、10月から4月くらいは製造部門が交替でほぼ毎日仕事をしているから、職住近接というか蔵に住んでいると、常に誰かが自分の家に出入りしているわけだ。営業や事務は、年末は忙しいから土曜はすべて出勤、年明け以降は週休2日で1年間カレンダーで決めている。2月の土曜は事務所は静かなもので、その上の部屋でこそこそ書類を作っているというのが私のパターンで、息抜きにこうしてサイト更新不足をブログで補う。

朝方今日は事務所は休みだと思ってテレビで時事ネタを仕入れていると、3月に入社予定の新人さんのお母さんが挨拶に来られた。それもとんでもない遠方から。社宅を案内しようとしたが、飛行機の時間があるからと、すぐに帰ってしまわれた。しかしなぁ、心配なんだろうね。経営しているこっちも心配で、内定取消問題じゃないが、この時期、採用なんかするのかとか、やっていけるのかとか、悩むわな。ここ数年面接まで来た希望者には渾々とこっちから説明している、志望動機を彼らが説明するより私の説明の方がよほど切迫していると自分では思っている。

こんな業界、何で志望したんだ、もっと生産性が高くて社会にも貢献できる業界が他にもあるだろう、今時終身雇用なんて保証できないよ、都合で解雇というんじゃなくて会社がなくなることも充分考えられることを覚悟してくれ、了解してくれないと来てもらえない、そういう場合も考えて、仕事をするうえでは業務をこなすだけではなく、スキルを高めて、自分がもし再就職しなくてはいけなくなった場合のためにも備えるように。資格取得や研修への投資は当社は熱心だ。とまぁ採用する前にリストラの説明をしているようなものだ。それでも来てくれるんだから、やる気に期待しよう。諸君の造る一杯の酒の市場での評価に、会社も諸君の生活もかかっているのだ、とか大仰な演説調で話したっけ。品質指向でいけばけっこう志望者もいるのだ。

個人経営の中小企業が雇用の大部分を支えているという。支えているのかただ受け皿なだけでこのクラスの会社にしか来れなかったのか、あるいはしょぼい家業しか経営できないのかとか言うのは価値観の相違で、家だ地域だ運命だと言うのと個人の能力の発揮だ社会への貢献だと言うのと何ほどの違いがあるのだろう。20世紀を突き抜けた今、また違った価値観が出てきている気がする。その中小企業だか地域だかの話で、また午後から山中を150㎞ほど走るわけだが。

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2009年2月20日 (金)

香港では誰が日本酒を飲むのか

今日は香港の日本料理店の方の訪問を受けた。同県人なので帰省したのだろう。オーナーは華人。香港も白人が多いようだが、彼らがよく日本酒を飲んでくれるという。日本料理が世界で知られてきているから、和食と合わせて日本酒でも飲んでみようというのが自然だろう。もしかすると日本のように、安酒の先礼を受けていないでいきなり純米酒や吟醸酒から日本の酒を知ってもらえるので、変な先入感を持たれなくて済むのは結構なことだ。

地酒メーカーの社長が来てるかと聞くとよく知られた輸出熱心な蔵の名前が出てくる。よくそれだけ地元や都市部から時間配分のシフトができるなと感心するばかりだ。ほっといても売れるのか、世界ブランド化の先行投資なのか。さて自分の場合、行動半径をどの程度にしようか悩むところだ。

現地駐在の日本人もいるんだろうが、どうも海外では日本食レストランがメインのターゲットとして特定されそうな印象だった。地酒だけではない、調理関係者もこうして多くが渡海している。もっと経緯とかお聞きしたいところだけど、それは現地で聞きたいものだ。

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2009年2月19日 (木)

純米酒はJunmaishuか

外国語で自国語を書く必要に迫られると、スペルをどう書くのか悩むことになる。結局かのフィリップさんの本の記法を採用したが、これまで勝手に違うスペルで書いたブローシュアもある。最近時に流通サイドから何か書いてくれと言ってくるんだが。仕入れる側が商品説明を求めるのは当然と言えば当然だが、自分で考えて商品の特徴とかPOPに書いてるのか国内でも疑問なことがある。自分で取扱品の説明ができるように考えればより売れるようになるはずなので、できたら実行してほしいものだ。最低なのは、他業者のコメントをパクルことで、ネット上でそれを怒る真面目な業者さんがいるし、厳しく自分の著作権を守ろうとされているから、注意が必要だと思う。

で、'Junmaishu'で「じゅんまいしゅ」と先方は読んでくれるのだろうか。「じゃんめいっしゅ」とか、「じゅーんめいしゃ」とか読まれんだろうな、と心配になるんだが、そう英国人、米国人、また豪国人が、それぞれ別途のスペルを思いつくかもしれない。当面これは英国式か。

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2009年2月17日 (火)

干支広場のレポートが着く

正月に何のことやらと思いつつも面倒だから協賛したイベントの御礼が着いた。富山から。ほとんど出荷のない地域へ名前に牛がつく酒銘で今年は丑年だからとかで、何でやねん。(財)富山観光物産センター「いきいきKAN」、たぶん富山駅の前にあるんやろ。どうでもいいやと思っていたが、2月中旬になって報告と写真が送られてきた。

入場者数2月6(金)751、7(土)988、8(日)1187、9(月)601、10(火)611、11(水)祝768、合計4906人、開場時間は6日13-18時、7-10日10-18時、11日10-17時。何だ、1月じゃないのか。正月にやったかと思ったね。写真が25枚。ご丁寧に。およそ牛にちなんだ産物や手作り作品、絵、工作の出品を展示したものらしい。伝統工芸品や本物の子牛、氷を彫刻した牛まである。たしかに酒は当社1種類で、ぽつんと展示されていたようだ。写真で見る限り。もうひとつ神奈川にあるのは、普通気づかないだろう。

富山で牛というと、倶利伽羅峠で木曾義仲が牛の角にたいまつを結んで夜襲をかけたという昔話くらいしか思いつかないが、氷見牛を売り出しているようだから、きっとその産業もがんばってるんだろうな。

http://www.toyamakan.com/htm/aji.html

全農も「富山育ち」とかで和風焼肉を売り込んでいる。

http://www.toyama-sodachi.jp/

さて、どう見るか。たまにはいいか。ラベルとかのイメージづくりに参考になるかもしれない。やっぱり伝統工芸品には洗練されたセンスみたいなものを感じる。

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2009年2月15日 (日)

温かい2月の蔵で

蔵に帰った週末だが、やたら温かいので、将来が心配になる。酒造業界から地球温暖化対策について何の提言もないというのは、極めて問題で、少なくとも冷蔵冷房設備負担が増えることは確実なことだ。

精米機メーカーの代理店さんが、メーカーの解散方針の通知を携えて来られた。気の毒としかいいようがないが、最近5年新しい機械が売れず、中古市場になってしまったということだ。後のメンテは支障ないとのことだ。自社精米はいいと思うんだが、市場縮小ではどうしようもない。結構銘醸蔵でも委託精米で通している蔵が多いからな。最近精米所を作ったというのは西日本の方で1社あったかくらいだ。解散とか廃業とかできるのは恵まれている方だと申し上げておいた。

ブルーな気分でいると麹用のもやし屋さんも来社していた。こちらはまだ吟醸用がでるから元気そうだ。新しい麹室や日本酒復調の話がでていた。次の時代の麹室はどうするべきかなど、将来を向いて考えるほうが当然人間は気分がいい。やはり少しずつ技術や視点は違っていくようで、大型の自動製造から、コンパクトなもの、シンプルなもの、もしかしたらまた手作業中心に戻っているのかもしれない。平台だけというのもありかもしれないのだ。

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2009年2月14日 (土)

熊本で景気の行方とかを考える

結局オレ一人かよ、もう一人は事務局だもんな。熊本あたりまで行くのは、この時期なぁ。それでも700人ほど県外、うち九州外から500人が参加だから、多少は経済効果あるだろな。

懇親会の来賓に日銀の支店長がお見えだった。珍しい。で、景気は来年になれば回復に向かうという「慰め」見解が挨拶にあった。百歩譲ってこれは大企業の話だ。同じグループで聞いた話では、何をしても今はダメだから手元に金を置いておけ、とか資金繰重視だとかの話が多かった。支店長のお話は、5年の景気拡大があったんだから2年くらいの後退は普通考えられるということらしかったが、なにしろ今は急速に悪化の最中だからな。

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熊本ラーメンは意外にあっさりしていた。「こだいこ」という老舗を紹介されたので久しぶりに食べる。有名人の色紙がたくさん貼ってあるから有名なんだろう。街の規模、城域も大きいが、歓楽街、風俗街の広がりが妙に大きい。市電が150円均一でゆったり走っているのがおおらかな感じが出ていてよかった。あと2年くらいで九州新幹線がくる。ストロー効果を心配している社長もいたが、この時期、期待する材料があるのはいいことだ。

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2009年2月 8日 (日)

2月第1週

寒くないと困るこのあたり、浜松町のいくらなんでもの路上で利き酒していました。2日ばかりビッグサイトのイベントに出たのだが。どうも内飲み優勢なのかな。

ここは3杯純米酒等を20蔵ばかりから選んで500円、3セットまでと制限がついている立ち飲みでもある。つまみは本当に簡単なものしかない。今日選んだのはクラッカーとしみせんべい、客単価はそれでも1500円くらいになるそうで、斗瓶取りとかは特別価格といっても1杯300円とかそんなものだ。さすがに客があふれていると、遠慮して路上へ出てくるが、ちょっと寒過ぎる。開放的でいいんだけどな。

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2009年2月 3日 (火)

プレミア和歌山

優良県産品推奨制度「プレミア和歌山」が年末にスタートしている。今日は、3月のFOODEX JAPAN和歌山県ブースへの展示品を県庁へ持参した。自社では参加できないイベントとの関わり方を試す。商品登録も県のサイトに出来ると言うが。推奨品目数が181件、72業者。うち製造物の加工食品139で大部分を占める。リストを見ていると梅干し及び調味梅干しで64件、15業者ほど。ここを見ていてもだいたいわかるな。ジャム類及びマーマレードが2件2者、蒲鉾5件3者。魚貝類の水産加工品11件7者、海藻類の水産加工品2件2者、麺類1件1者(もちろん和歌山ラーメンだが、店ではなく製麺所がパッケージ品販売のため認定を受けている)。

そして酒類だが、11件5者。すべて清酒である。当社もちょっと迷ったが基本アイテムだけ入れることにした。梅酒等のリキュールは別の括りになっていて5件5者が登録している。これはパスした。

その他、酢が1件1者、醤油が3件2者、菓子類25件15者、寿司米飯類9件5者、食べ物はここまでだが、どのジャンルもリストを見ているだけで、何処はわざと受けなかったのかとか、各社の方針や県の思惑を想像するのはおもしろい。

当社の場合、アンテナは張ろうというところだろうか。

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