柑橘類と清酒の相性
蜜柑屋さんが酒も置く売店を始めるとのことでお見えになった。酸味の強い柑橘類のリキュールとして柚子酒、じゃばら酒が県内で出されている。聞いた話ではリキュールにすると清酒は柑橘に合うというんだが、どう思います?。人まねはいやだから数百種に及ぶという柑橘類で清酒ベースのリキュールに適したものってないですかねぇ。そんな馬鹿な質問をしてしまって、気をきかせて「有田産 春かんきつ」を1箱送っていただいてしまった。
箱から出して風通しの良い涼しい場所で保管して下さい、か。ノーワックスですから果実自身が呼吸できる、か。ということはワックス塗ってると窒息するわけ?。で、果実が呼吸をするときクエン酸を消費するから、酸味が強いと感じた場合は、追熟させるとクエン酸が費消されて酸味と苦みが薄れるというか甘く感じるということらしい。しばらく食べずに置いておくと甘くなります。酒もそうだと便利だけどね。少し渋い、苦い、もしくは若い場合は冷蔵貯蔵しているとまろやかになります、ということはあるし、実践?しているマニアな酒販店や居酒屋さんもいらっしゃいますが、メーカーからそうしてくださいとはとても言えません。ただし、少し渋い目のお酒は燗をすると酸が旨味に変わるので、ぜひ試してみてください。
清酒は酸がワインとかに比べると低い。柑橘の酸を加えればボデーができて洋食と合わせやすくなるんじゃないかと思うんだけど。しかし家人が言うね。清酒に夏蜜柑しぼってうまいと思う、うげっでしょ?。実際のところ糖類を足しているんだろうけど、柚子酒なんかどういう造りなんだ?。試行錯誤してデザートを食えというわけか 。
しかし蜜柑箱も説明書きは随分丁寧で勉強になりました。http://store.shopping.yahoo.co.jp/bunza/index.html
湯浅のシラウオ祭りは行けないけど、「ゆあさ行灯アート展」4/15-19の18:30-21:00はぜひ行くつもりだ。(湯浅伝統的建造物群保存地区)
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