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2009年4月28日 (火)

市場との相互作用を意識する

設備投資をして供給能力を大きくする時、小企業の場合、自らの行為が市場に与える影響はほとんど考慮しない。シェアが小さすぎるから、供給が増加した結果、競争が激しくなって価格が下がる可能性はないとみなすわけだ。わかって無視するならいいが、まったく考えずに他社のシェアを自動的に取れると考えているとしたら問題だ。とりあえず市場規模が拡大している状況ならこれもある程度は許されるだろうが。

ところが結構シェアのあるプレイヤーの供給能力増強、他業界、他地域からのいきなり大規模な参入は、自分の行為が需給関係に対して影響を与えてしまう。温泉の大浴場の湯船に飛び込んでも湯面は上昇しないが、内湯の小さな浴槽の身を入れると湯があふれるようなものだ。市場規模やその予測、他のプレイヤーの行動や新規参入、退出の動向、つまり供給力の予測も必要ということか。自社の都合のみ考えて設備投資をしたとき、市場からの反作用も考慮に入れなければならない。

 多角化、新部門への進出、既存設備の増強は結構だが、国内市場は特にどの分野も飽和状態に近い。ニッチや新しい需要の創出、新市場の開拓を考えないと、自ら作り出した競争激化に苦しむことになる。電車の中でのつぶやきだ。

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