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2009年4月 6日 (月)

新品種の導入余地

4月になると、酒造の方はお仕舞いに近づいてくる。明日は甑倒しだし、米屋さんからは、平成21年秋収穫分の申込数量を早く固めてほしいという話だ。この景気が秋以降どうなるか、内需産業までどう波及するか、当社がどれだけがんばれるか、わかるはずもないのだが、まぁこのくらいでいくかという決めつけになる。それは総量のことで、山田錦の品種割合、産地や等級の構成をどう配分するか、また悩むがこれもエクセル上での作業で調整されるだろう。

晩稲の山田錦が6月田植えとしても、5月初めに種まきをしないといけないから、4月下旬までには申込数量を決めないといけない。契約栽培のつらい所だ。

兵庫県特A、A地区での出荷時の選粒方針などを聞くとおもしろいが、出荷側もいろいろ苦心しているのがわかる。1回目に粗い2.2ミリの目で通しておいて特等、1等の質を上げる。たくさん落ちるから、それを1.8ミリとかの目で再度通すと、残るのが2,3等になって、掛け米用になる。それも落ちれば中米とも呼ばれるが小米、規格外で経済酒に回るそうだ。

いろいろあっちでこういう品種ができたとか、こういう米で仕込んでいい結果がでているとか提案ももらうのだが、アイテムが少ない目の蔵としては、なかなか採用は難しい。

どこかで事故米から差し替え問題に行ってしまった事件については、私もよくわからなかったが、米屋さんからも理解できないやり方らしい。1等と3等をすりかえるくらいなら、最初から3等を買えばいいだろうに。不当表示はないそうだし(普通わざわざ上撰の裏に何等とかは書いていない)、察するにこれは税金の話だったんだろう。30年前ならまだ儲かっていたろうからね。

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