町内会の名前が酒銘の証拠
7日に甑倒しとなったので、交代で休みを取ったりしながら、蔵ではなお上槽作業が続く。一部ではこれまで仕込んだ酒の火入れを併行もする。それから片付け、総仕舞となる。蔵の修理もしないといけないので周囲を見回る。
貯蔵庫の北西角には黒牛町内会の案内板が貼ってあるが、随分はげてきて字が読みづらくなってきた。「黒牛」が町内会の名前を担いだという証拠物件でもあるが、道が細い古くからの街なので人はどんどん転出、空き地が目立つようになり町内会の存在を示すものがほとんどなくなってきた。あとは米蔵の北東隣家との境に番地の表示プレートが1枚残っているくらいだ。そのまた由来の万葉集に詠まれた岩は土中にあるが、歌碑を建ててあるのが活きてきた感じだ。そのうち案内板は塗り直しになるだろうが貴重なのでぜひとも協力したいものだ。
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