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2009年6月28日 (日)

阪和線

夕方4時7分海南駅からくろしお24号に乗って5時1分に天王寺に着く。駅ビルをうろついて6時待ち合わせで、歩いて阿倍野Hoop裏の割烹和源で魚をつついて自社製品を飲む。どこかへ行くこともなく午後8時20分の特急に乗ってまた帰る。すんなり行けば9時16分には海南だ。この日は紀州路快速で10時過ぎに帰ったけど、もっとも贅沢な阪和線利用のパターンという感じだった。

阪和線には随分お世話になっているものの、なかなか改良が進まない印象を持っている人は多いはずだ。南海電車は堺まで複々線なのに、阪和線は立体化を少しずつ進めていて、有料特急でないとまともに走らない感じか。それでも関空のおかげで相当早くなった印象だ。どうしても海沿いの南海沿線の方が先に開発が進んでいたようで、阪和線は山の中を走っているというイメージだったんだろう。環状線や新大阪まで特急が直通乗り入れになって、和歌山の人間にしてみると阪和線への依存度が高くなったようだ。おかげで和歌山市内の商業中心地は明らかにJR和歌山駅周辺になった。やはり交通のあり方で街は大きく影響されるようだ。

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2009年6月27日 (土)

輸送中発生するCO2の排出量を低減させるというが

精米機メーカーの来訪を受け、新鋭精米工場が多くの蔵の高級酒用の精米委託を受けている説明を受けた。もちろんこだわりで最新機を買う蔵の話も。

ここは原則自家精米方針なのだが、YK35とか機械の比較も兼ねてその精米機メーカーに一部だけ削ってもらっている。

二酸化炭素排出量の削減の話になったが、そりゃ産地の精米工場で削ったうえで蔵へ運んだ方が環境負荷は少ないだろう、と言ったものの、さてどうしたものだろう。玄米の動きだけを見れば、玄米倉庫から一直線に米が蔵へ来るよりは、精米工場で例えば35%まで精米してもらえば、運ぶ量は3分の1近くに減る。CO2も比例するだろう。ただ、精米工場が産地に近いとは限らない、その精米工場は雄町の主産地だが、山田錦の産地でもあるがピンではない。某所産特Aとか指定で委託している蔵が多いだろうが、かなり回り道した三角形の動きに米はなるだろう。

理想とすれば米産地の米を地元の蔵が直接精米する、つまり地産地消だが、米の品質にこだわったり、どの機種の精米機で磨きたいとかを追求すると、米が動く距離も増える。

自社精米するとトレーサビリティーの説明がしやすく、見に来た人にも理解されやすい。蔵へ人の出入りが激しいのはよくないが、精米所を見学されても、あまり品質管理リスクがないので、あると来訪者には見せやすい部分ではある。

自社精米にはこだわってきた方だが、こういう観点もでてきた時代なので、産地の精米工場も一部活用するのもいいかもしれない。

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2009年6月25日 (木)

白浜温泉にまた泊まってきました 海舟

月に2回も白浜温泉に泊まったというと遊びすぎの感もあるが、製品のエンドユーザーさんへのご挨拶とか、一杯飲んで紀南の梅の情報を集めてサプライチェーンの結束を固めるとか、まぁいろいろあるんだな。翌朝は新宮へ移動、帰路は印南もよって、相当な運動量でもあった。

新しいホテルでハヤっていて芸能人もよく使う?とか聞いてきたが、つまり温泉旅館ではなくてリゾートホテルという意味がわかった。新しいから最も工夫を凝らしてもいるし、これからは、和室の布団を上げ下げして仲居さんが挨拶したり荷物を運んでくれたりというようなことより、かまってくれない分静かな方がいいと思う人が増えると思う。離れはもう一段いいらしいが、角部屋で海の眺望もいいし、荒磯が近く、怒濤の響きが何かをかき消してしまう。その夜半強風雨だったがよく寝れた。Img_1569

朝飯食ってお一人様は自分だけだというのはショックだったが、昨夜飲んだ人達は地元で泊まらなかったからな。

梅の収穫も海岸地帯は終わり内陸でも7月10日頃には終わる。印南の農家は今年は梅の値がいいといっていたが、メーカーはジュース用とかの低価格品は去年よりかなり安く安定したという。JAに出荷するのでも、みなべと他では10㎏1箱で1000円くらい差がつくという。まともな梅なら、㎏200~300円見当という相場らしかったが、ジュース用は今年は80円とかで、それが去年は中国産忌避で国産の裾もの需要が高まり170円とかだったから大変だったろう。もっとも他県では50円の梅を集めて加工している所もあるようだ。たぶん鶯宿とかだろうが。鶯宿、古城に比較して、南高梅は人工的に作られた品種なので、指定された栽培法どおりに作らないとうまく収穫できない、やっかいな所があるそうだ。身が大きいので梅の王みたいな存在だが、いいことずくめではない。「お礼肥え」というのが笑える言い方だが、収穫後地力回復のため施肥するというやつらしい。成木になると1本に200㎏まで狙えるというが、普通100㎏から150㎏じゃないか、これを反に25本、よく植えて30本、つまり8m間隔までゆったり育てないといけない。八斗田、晩稲あたりが最高というから、そのうち見に行くことにしよう。聞きかじり農業に徹して加工品を製造する。自分でも作ろうというのではなく原料提供者に敬意を払うためだ。

Img_1571 シンプルな前庭もいいが、入口脇にその南高梅を植えている。東京資本と地元梅業者の合作で、当分高いパフォーマンスを示すようだ。(浜千鳥の湯 海舟

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2009年6月22日 (月)

阪神なんば線乗ってきました

3月20日に開通したばかりの阪神なんば線に乗ってみた。大阪難波駅も御堂筋線からの乗り替えが妙に便利になっていた。西九条までの地下部分は全部各駅停車で、桜川、ドーム前、九条と来て、西九条まで約9分、ここからしばらく高架になって、快速急行は尼崎まで止まらない。たった7分で尼崎だ。なんばから16分で320円、これは便利、人の流れも変わるだろう。梅田を経由しなくていいのだ。帰りは区間準急なので、各駅になる。それでも11分で西九条まで行ってしまう。工業地帯の風景はちょっとさみしいが、アパートだのマンションだのが混じってきている。いいのか悪いのか。尼崎から最初の駅は大物だが1分もかからないし本線と併行しているからちょっと意味不明の駅に思えたが、梅田方向へ伸びた線路がさらに南寄りに分岐する地点だ。新しい車両にぼんやり座っていると休日感というのか、ああ今日の休みも過ぎていくなという空しさと安らぎ感がない混ざった気分になる。以前仕事で利用した時はもっと遅かった気がするので、だいぶいろいろ線路や駅をいじったのではないかと思った。やはり製造業をやるうえでは良い環境なんだなとコンパクトだが目一杯倉庫や設備が詰まった事業所群を眺めながら思う。神崎川が中州になっていて、大物と出来島の間で二回鉄橋を渡る。地図で見れば福駅あたりにしても新淀川と神崎川に挟まれた河口近くの中州なんだな。その新淀川を越えると伝法で、ぐっと住宅が増え工業地帯から下町へとイメージを変えるが、それでも事業所は多そうだ。古い住宅、共同住宅が密集している。千鳥橋から高架になって西九条はもうすぐだ。環状線に乗り換えるがちょっと周囲をうろつく。黒江屋なる金融業者の看板を見つける。和歌山と関係あるのかな。立ち飲み屋、遊戯場とかいろいろ。JRはJRで、西九条から乗り換えなしの大和路快速利用で、JR奈良駅まで43分、690円だと駅へあがる階段にシールを貼って広告していた。Img_1560 阪神=近鉄だと快速急行の場合、近鉄奈良まで50分、740円らしい。

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2009年6月19日 (金)

農地法は改正されたが耕作放棄地は減るんだろうか

なぜか大阪で定期借地借家のセミナーを聞いていたのだが、税法の講師が農地に詳しいらしく今日の農地法の改正についてコメントしていた。農地の細分化を防止したい、耕作放棄地をこれ以上増やしたくない、という要請から農業生産法人が借りやすく改正したというが、はたして耕作放棄地の増加を食い止められるのか、はなはだ疑問だと思った。「耕作者による農地所有が最も適当」という農地解放以来の理念を修正したようだが、耕作放棄になりそうな田畑は農業生産法人が手を出しそうな所は少ない。耕作放棄地対策なら、小規模でも有機農業をやってみたいという都会からのI・Uターン者、NPO、規模なんて追求しない有機農家等への支援の方が効果はありそうだけどな。どうして農業生産法人にこだわるかな。とはいえ、農地を貸しやすく借りやすくで、生産効率のいい農地については、これで集約が進むかもしれない。農業生産法人の役員の一人は百姓株を持っている必要があるとしたようだが、取得対象の距離基準とかややこしかったのはどうなるんだろう。

相続税の納税猶予制度でも貸しても営農と認めるとしたようだが、農業委員会の見回り、勧告、通知、遊休農地の猶予打ち切りも決めたそうだ。ちゃんと運用されることを期待しよう。こういう部分はどうしても戦後創設された自作農家の財産保全と関係してくる。企業の参入阻止と言っても、個別農家の自己利益追求ととられるようになっては説得性を持たない。都市近郊の「財産」農地、主力生産地、棚田のような耕作放棄の可能性のある農地、それぞれに対応した発想で制度を変えないといけないんだろう。 

清酒メーカーでも方針によって狙いどころは変わってこよう。私はまず主力生産地での集約化と中核農家から大部分を買いたい。一部を地域も考慮して棚田から契約栽培で買いたい。今のところの話だ。とにかく買えるところからなんて時代が来られては困る。

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2009年6月18日 (木)

青梅のプライス

紀伊民報という地方新聞が和歌山にはあって、紀南、特に田辺を中心に購読数が多い。何でも葬祭情報の関係で読む人が多いらしいが、どういう居酒屋がどこでオープンしたとかまで掲載されるのでたしかに紀北の新聞とは違うユニークさがある。全県下の情報はある程度知っておきたいという自分なりの背景があって郵送で取っているが、月2130円ほど。読み終わると瓶の包みにも一部使うが、ローカル紙は地酒にあうので受けはいい。

それが、田辺の梅市場についてちょうど載っていて、地域の関心事だというのは実感した。で、田辺市稲荷町の田辺中央と南紀州の両青果市場、と書いてあるから市場は2つもあるということ、野菜・果物と同じ扱いなんだろうなと推測されるが、写真ではほとんど梅のコンテナでいっぱいだ。15日に160トンについて平均187円、去年6月は280円まで行ったらしいがこれは中国産梅離れから国産指向が強かったためで、今年は落ち着いているらしい。入荷量は去年並か。

とは言え多様な産地、多様な品質ランクが混ざって平均それということなので注意が必要だ。ふつう200円以上はするし、洗ってとかの処理賃も込みで市場外で直接買うともっと高いんだろう。それにしても量産用は県外業者によれば数分の1のもあるようだ。米でだいたい想像はつくが梅の方が等級格差は大きいようだ。

先日の強風の影響で風ずれが一部で、とかで、加工用の落ち梅と拾い梅に限り特に土曜に受け入れるとか書いているが、加工用とは梅酒のことか?県外からの入荷があるのかとかは書いていない。来週あたり白浜で聞けるはずだ。

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青梅のプライス

紀伊民報という地方新聞が和歌山にはあって、紀南、特に田辺を中心に購読数が多い。何でも葬祭情報の関係で読む人が多いらしいが、どういう居酒屋がどこでオープンしたとかまで掲載されるのでたしかに紀北の新聞とは違うユニークさがある。全県下の情報はある程度知っておきたいという自分なりの背景があって郵送で取っているが、月2130円ほど。読み終わると瓶の包みにも一部使うが、ローカル紙は地酒にあうので受けはいい。

それが、田辺の梅市場についてちょうど載っていて、地域の関心事だというのは実感した。で、田辺市稲荷町の田辺中央と南紀州の両青果市場、と書いてあるから市場は2つもあるということ、野菜・果物と同じ扱いなんだろうなと推測されるが、写真ではほとんど梅のコンテナでいっぱいだ。15日に160トンについて平均187円、去年6月は280円まで行ったらしいがこれは中国産梅離れから国産指向が強かったためで、今年は落ち着いているらしい。入荷量は去年並か。

とは言え多様な産地、多様な品質ランクが混ざって平均それということなので注意が必要だ。ふつう200円以上はするし、洗ってとかの処理賃も込みで市場外で直接買うともっと高いんだろう。それにしても量産用は県外業者によれば数分の1のもあるようだ。米でだいたい想像はつくが梅の方が等級格差は大きいようだ。

先日の強風の影響で風ずれが一部で、とかで、加工用の落ち梅と拾い梅に限り特に土曜に受け入れるとか書いているが、加工用とは梅酒のことか?県外からの入荷があるのかとかは書いていない。来週あたり白浜で聞けるはずだ。

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2009年6月16日 (火)

青梅に田辺市場なんてあったかな

今日は九州から来社だ。焼酎で十分な所かと思いきや、日本酒党も多い。純米酒のバリエーション作りにはいくらでも協力しますよ。まぁ梅酒が結局出て行くだろうけど。

そんな話をした後、県下でも最も真面目と目される梅屋さんから電話が入る。今年も買われますか。洗ってから冷凍した梅です。去年お送りしたのより粒は大きいです。そう去年は注文が遅かった。いいのはいつも早い者勝ち。冷凍すると細胞壁が割れてエキスがよりしみ出しやすくなるが、冷凍前に洗っておく必要がある。

冷凍でない場合は洗って、小さじ等でほぞを取り、乾かしてからホワイトリカーへ投入する。今年も漬けるようだ。

ここは直接買うからいいんだけど、青梅でも完熟でも田辺に梅市場ってあったかなぁ。あまりいい傾向じゃないな。梅干し市場は飽和状態を超えている。経営努力が梅酒の方へ目を向けさせているが、さて。

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日帰りでも人気の温泉   リヴァージュ・スパ ひきがわ

お酒さがしで紀南の人気温泉の方が来社された。地元の酒をいろいろ使ってみようというありがたいご方針のようだ。地元県内の温泉すべてに入ったわけでもなく、最近は経営を町から受託しましたとか元の国民休暇村とか、指定管理者制度だとか、正直細部まではわからないが、要は民営化が進んでいるので、商材開発なんかも経営努力の一環で熱を帯びているようだ。投機マネーのコントロールができず市場経済も失敗するが、3セクや公共団体の経営も成功しがたいことは変わらない。

田辺ICより約30Km40分。聞いたかぎりでは「リヴァージュ・スパ ひきがわ」の経営主体は民間企業の保養所を請け負っていたようだ。そこから拡大して、町営施設を引き継ぎ、てこ入れ。温泉の質に自信があり、口コミで集客に注力。源泉掛け流しで、ジャグジー、サウナ、備長炭風呂などで、大人650円は安い。一度行ってみないとなぁ。で、大阪・堺あたり以南のお客が中心で日帰りにも注力?。普通ホテルは宿泊に力入れるよね。考えてみると、どうせ高速が伸びるにつれ大阪都市部の日帰り圏内に入っていく。より広範な地域(中国、中京とか)をターゲットにすると、大規模施設有利になりがち。ならば最初から日帰り客獲得に注力した方がいいと考えるのも一理あるか。酒屋としては宿泊客が多い方が当然お酒もでると思うのでありがたいけど。ただ温泉どおしの競争も厳しそうで、これは酒も同じだろう。町営の酒蔵がないだけましか。山陰には3セクのがあるらしいが。

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2009年6月15日 (月)

真鯛はたしかに尻尾を振っていたな とれとれ市場(白浜温泉)

年1回の泊まり込み研修会、帰りは白浜へ来たらお約束の「とれとれ市場」に寄る。取り扱っていただいてもいるから表敬訪問でもある。Img_1449 ここは経営が漁協なのだが、立地もよかったんだろうが、大成功、そこらの観光地のお土産センターだの何とかワーフだのの域を完全に超えていて、ちょっと説明できないような取扱商品の幅がある。酒コーナーも専門業者の店より大きく、地元志向を乗せた大型店+観光性のあるデモンストレーション展示があり、アクリルタンクの梅酒が量り売りされている。当然魚が看板だから、水族館みたいな水槽を鯛や小魚が泳いでいる。水槽の外でも「とれとれ」らしく、真鯛はまだ尻尾を振っていた。朝8時半から開店しているから、朝市を兼ねている感じだ。そう言えば白浜温泉には朝市はないような気が。今でも巨大だが、隣接の丘を崩して温泉を建設中だ。高速が田辺まで伸び、さらに南進も期待される今、1000円高速の効果もあって、ここはちょっと例外的にホットな所になっている。

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2009年6月14日 (日)

リデュース、リユースとリサイクル、そしてリターナブル瓶

紀の川市打田生涯学習センターへ行くと、工作室で1.5反の菜の花畑で採れたアブラナを搾っていた。アフリカの砂漠の街のような色調の建物だが、図書館とセットになっていて、近来のハコモノにしては好きなイメージだ。日本の行政の貧困が取り上げられるが、安い費用でこういう施設も使えるのかと妙な感心をする。入口の孫子の石像が何でここにあるんやとは思ったが、姉妹都市の関係で贈られたようだ。Img_1459_2

菜の花プロジェクトには参加できなかった。畑を一度見に行ったくらいだ。びっくりするほどわずかしか油は取れなかったが、無農薬無肥料で初年度完遂されたことに敬意を表そう。

で、10人ほどを前に、空き瓶のリサイクルについて説明する。3R運動とはいうが、今はリサイクルできたらいいや的な流れなので、できるだけリターナブル瓶の製品を買ってほしいこと、それを回収してくれる酒屋へ持ち込んでほしいこと、再使用(リユース)率を高めるためには、どういう問題があるのか等を話した。飲料製造業者が話して説得力があるのかやや疑問だったが、少しは背景など知っていただけたかと思う。意識の高い消費者でさえ、無色と茶色、その他特にエメラルドグリーン瓶の後の扱いが違うことは知らない。ゴミ回収日にビニール袋に入れて出された瓶はほぼカレットになってしまう。せめて1.8L瓶とビール瓶は回収してくれる酒屋へ持ち込んでほしい。自社の直接配送エリアなら中容量瓶も再使用されるチャンスがある。当社は何とか720mlと300mlを全量ワンウェイ化せずがんばっていることを話した。共同作業所で中小容量瓶を洗ってもらっているとか。県外はもうどうしようもないが。しかし地元でも1.8L茶瓶は回収するけどグリーン瓶は回収しない酒屋がいると聞いて、これはどういう理由なのか調べる必要があると思った。酒販免許は自由化したが、いっそ指定された種類の瓶については回収義務を法定するなんてどうだろう。

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白浜温泉でナギサビールを飲む   BARLEY バーリィ

社員研修会を主宰して白浜温泉に泊まる。もう10年ぶりくらいだ。一度ここで飲んでみたかった、ナギサビールさんの直営レストラン「BARLEY バーリィ」まで歩いてたどりついた。電話していたんでオーナー夫妻が出てきて、じきじきに上面発酵と下面発酵の違いやここのブルワリーの特徴その他をお話いただく。製造チームを引き連れていたから、今後彼らと何らかの技術や情報の交流、協力関係ができたらすごくうれしい。和歌山の白浜温泉でご兄弟で手作りしている地ビール、名前も「ナギサ」というノリは、絶対いい。少なくとも当地のレストランではイメージも一致するし、無濾過を現地で飲むと必ずファンになってしまう。正直なところ和歌山で清酒醸造やるよりはイメージは作りやすい。白浜というのは、海へ西向きに突き出した半島というイメージで、崖の上をめぐる県道沿いで、三段壁や千畳敷といった名所の近くにあり、ちょうど半島の西端あたりだから、当然客席からは海が見渡せる。崖の上のバーリィねぇ。夏は当然家族連れから何からでごった返す場所で、カレーがヒットしているらしいが、ビアレストランとして夏以外の時期の夜もごった返すようになるはずだ。Img_1444

今度の地元のイベントでは、樽生を使うとオーナーに宣言したから、8/14の蔵の周りで行われる下駄市で、海南でもナギサビールが飲めるはずだ。

〒649-2200 和歌山県西牟婁郡白浜町2927-557
TEL:0739-43-7373 FAX:0739-42-3635
【営業時間】 午前11時~午後10時迄
【定休日】 毎週水曜日 【席数】 55席

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2009年6月 9日 (火)

日本酒フェスティバル2009 7月12日(日)東京プリンスホテル

夏に年1回開催される日本酒イベントに今年も参加します。

59蔵が参加、展示で、出品のみは68蔵。やる気のある127蔵の酒が試せる。

昼の部12:00-15:30 夜の部 16:30-20:00

東京プリンスホテル 2F プロヴィデンスホール。

03-3432-1111(芝公園3-3-1)

当日各回9000円、一日通し券12000円、ペア券各回16000円、前売りもあります。

お申し込みは、

主催 川島酒縁の会 03-3785-8806まで「SCAN0223_0002.jpg」をダウンロード

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2009年6月 7日 (日)

和歌山県内でも山田錦を栽培しています(田植えⅡ)

土曜に続いて山田錦の田植えだ。今度は和歌山県内、有田郡有田川町清水だ。ここは有田川中流域の山の中で、昼間と夜の気温差が大きく、いい米ができると和歌山県内ではかつらぎ町の天野と並んで評価される所ではある。久野原地区は標高が270m程度、資料では縄文時代の遺跡内だから人が早くから住み着いた安定した高台地だ。

Img_14262 ここの栽培田は電柱も写らない、いいアングルなので大好きなスポットでもある。6日に田植えしたが、20日苗で葉令は1.5、かわいい苗でちょっと肥料をやりすぎたので背が伸びているようだ。また種まきが連休明けでその頃は気温が高かったということもあるそうだ。昨日は低温の話ばかり聞いていたので、さすがに場所によるようだ。やはり坪50株植えで、だいたい山田錦は薄く蒔いて植えるというのが定着しているようだ。今後の努力に期待しよう。

3人の栽培家が来てくれたが聞いていておもしろかったのは5年前に建設業から農業へ移ってきた方の話だ。兄弟で経営していたが公共工事減少で、共倒れにならないように自分は違う分野へ出たという。それだけに柔軟で新しい栽培方法に意欲的だ。兄貴も1ヶ月は遊んでるんじゃないか、と言うからきっと正解なのだろう。養蜂の手伝いもされているので、秋は忙しいようだ。

Img_14242

清水の名所といえば「あらぎ島」でホタテ貝のような有田川ヘアピン屈曲点内側に発達した緩やかな河岸段丘の棚田は、県中部の観光の看板になっている。ここもすっかり田植えが終わっていて、農夫がひとり手入れをしているのが見て取れた。

コシヒカリの話ではあるが、箱植えした苗は1100円くらいで買うこともできる。これを22箱、1反に植えれば24200円、肥料代は反当たり2.5万から3万だそうだ。用水費がただか1万かは場所による。減反を無視して自分で売るとすると、10俵とると60㎏12000円手取りを目標にして12万か。土壌改良に努力して800㎏取れた例もあるというから、きっちりした収穫予想はできない。できないのが農業だ。乾燥ともみ擦りコストが1反当たり1万とすると、さていくら残るだろう。検査に出すには指定の米袋がいる。JAの袋は80円くらい、コメリのは35円だが2重で検査には使えない。検査料も要る。苗は買わずに自分で作るとなると箱代がJAは400円、コメリのは100数十円、培土が㎏30円程度、籾代が㎏800円なら2600円ほどかとか、シート、燃料費、公租公課、保険料と積算はきりがなくなるのであった。地代はゼロとせざるを得ない。

人件費と機械の償却費をのけて反6万残るかなという、おおざっぱなイメージを得て、1000万円設備投資を5年くらいで回収として単純に200万、自分の給料を目標500万として700万の粗利を得るには約12ヘクタール必要だという単純計算がでる。まぁその規模やるなら、苗でも何でも自分で作ってコスト削減するだろうし、だいいちそんな広い田は和歌山県では確保できない(産地なら30でもやっておられる専業は多い)、増収だって高付加価値化はめざすはずだ。酒米はもっと高い。わざわざ高い米を買いに来るこういう蔵元だっている。ブランド差が米ははっきり小刻みで見える。反10万残る経営なら7ヘクタールで済む。問題は大部分が兼業で米だけで生活しているわけでもないので、そんなに細かく計算していないようなのだ。償却後の機械設備で小規模にしか行われていない。しかし品質にはこだわってほしい。

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2009年6月 6日 (土)

山田錦の田植え見てきました

早朝からレクサスLS460の送迎付きで兵庫県西脇市の山田錦栽培田での田植えを視察した。1000円高速の渋滞を避けるための早出でもあるが、7人ばかりの栽培者が集まるので、早く済ませて他の作業の邪魔にならないようにとの配慮でもある。

Img_1338 自分も植えるのに汗を流せ、というお叱りがあるかもしれないが、私の務めはやる気を出していただくための励ましと彼らのことを消費者まで伝えることだと思っている。

今年はどうも気温が低く「悪い風」が吹いていると聞く。まぁこれからだが、雨の不足も心配だし、真夏の高温障害も、そして台風もだ。こういう時期に涼しい年は台風がよく来るというがどうなんだろう。

5月5日の種まきで、6月6日の田植え。周りがいい苗だと誉めていたが、どういいのかを聞くと、葉令(何本葉が出ているか)は3葉、最初の葉までが高いと倒れやすいそうだが、これが4センチで、グッドという。Img_1335 苗長は16センチ、深さは3.5センチ、根元の茎の直径2.5㎜(ゲージを米屋の担当君は持参、詳細にデータを集めている)。これがプラスチックのプレートに盛られた培土上に種籾をまいて1枚当たり1合ちょっと約120gくらいを植え付けたという。通常の食米では180~200gなので、山田錦はそこから薄蒔きなのだ。これを1反(1000㎡)当たり20箱使う。どうやったら箱の培土上に密植できるのかは何らかのシートが必要のようだが、またそのうち実見することになるだろう。

Img_1337 これをカートリッジのようにして田植機で機械の指が田に苗を押し込むのだが、今日のピッチ設定は坪50苗、ロータリーの具合でもう少し濃く植えているようだが、1苗4本植えのようだった。これも薄い方で、苗の間隔が大きいほど分けつしやすくよく根が張る。4条植えのイセキ製のロータリーサナエ、たぶん5年落ちくらいかのかわいらしい機械で進んでいく。その気になれば1日1ヘクタールも可能だという。手伝いがいれば1.5ヘクタールは可能だという。

さて今年の作柄はどうなるのか。

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2009年6月 5日 (金)

限られた予算の中で

どんな業種、業界でも事情は同じことだろう。次の設備投資をどうするのか、何を買うのか、ということは経営者なら必ず悩むところだ。何しろ予算は限られている。

季節的に造りが一服すると売る方は日々の取引に加えて都会での行事になるし、蔵では修繕、設備投資、もちろん原料米は田植えになる。そう、この週末は田植え視察と顔出しで兵庫と和歌山県内へ出かける。

さてどの機械、設備を買うかということについて、社員の自発的提案があればいいだろう。しかし立場上必要に迫られないと要望しないのもわかった話ではある。自分でこれがおもしろそうだとか販売業者や設備屋の提案で決めてしまうと現場のニーズに合わず、最悪の場合使わないで放置されるケースまである。ここは現場との擦り合わせが必要だが、本音はなかなか言わないものだ。結局リスクを冒して挑戦するのは大企業でも零細な家業でも同じ、孤独な経営者の仕事のようで、ろくでもない機械を買うのは経営者の努力と見識の不足に他ならない。借金しても買うとか、果ては新築だとかはとても社員が提案できるものではない。

昨今の設備投資は生産量とか効率拡大よりも、よりこだわった品質確保とか少量小口化対応にウエイトがあり、モーターのついた「機械」ではなく、道具に近い対象を買うのか、今ある機械の修繕、交換、改良が多い。このままだと動いているのは中古機械ばかりということにもなりかねないが、田植えを見ながら考えるしかない。

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