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2009年6月14日 (日)

リデュース、リユースとリサイクル、そしてリターナブル瓶

紀の川市打田生涯学習センターへ行くと、工作室で1.5反の菜の花畑で採れたアブラナを搾っていた。アフリカの砂漠の街のような色調の建物だが、図書館とセットになっていて、近来のハコモノにしては好きなイメージだ。日本の行政の貧困が取り上げられるが、安い費用でこういう施設も使えるのかと妙な感心をする。入口の孫子の石像が何でここにあるんやとは思ったが、姉妹都市の関係で贈られたようだ。Img_1459_2

菜の花プロジェクトには参加できなかった。畑を一度見に行ったくらいだ。びっくりするほどわずかしか油は取れなかったが、無農薬無肥料で初年度完遂されたことに敬意を表そう。

で、10人ほどを前に、空き瓶のリサイクルについて説明する。3R運動とはいうが、今はリサイクルできたらいいや的な流れなので、できるだけリターナブル瓶の製品を買ってほしいこと、それを回収してくれる酒屋へ持ち込んでほしいこと、再使用(リユース)率を高めるためには、どういう問題があるのか等を話した。飲料製造業者が話して説得力があるのかやや疑問だったが、少しは背景など知っていただけたかと思う。意識の高い消費者でさえ、無色と茶色、その他特にエメラルドグリーン瓶の後の扱いが違うことは知らない。ゴミ回収日にビニール袋に入れて出された瓶はほぼカレットになってしまう。せめて1.8L瓶とビール瓶は回収してくれる酒屋へ持ち込んでほしい。自社の直接配送エリアなら中容量瓶も再使用されるチャンスがある。当社は何とか720mlと300mlを全量ワンウェイ化せずがんばっていることを話した。共同作業所で中小容量瓶を洗ってもらっているとか。県外はもうどうしようもないが。しかし地元でも1.8L茶瓶は回収するけどグリーン瓶は回収しない酒屋がいると聞いて、これはどういう理由なのか調べる必要があると思った。酒販免許は自由化したが、いっそ指定された種類の瓶については回収義務を法定するなんてどうだろう。

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受信: 2009年6月28日 (日) 13時40分

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