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2009年7月15日 (水)

いきなり北京かよ 第2回

北京には大型の展示会場が2つあって、80年代にできたという北京国際展覧中心という古い方だがまあまあの展示会場だった。最新のが空港寄りにあるそうだが。ここは隣がカルフールで結構ごったがえしている。周囲は中層のマンションもあれば工場、事務所ビル、店舗もあり、胡同とはこんなものかという鉄柵ゲート付きの街もある。中心部に比較的近いという住商混在地域といったところか。朝陽区の北三環東路6号という、3号環状大通り沿いの内側と訳するといいだろうか。通訳女史の弁では4号環状以内は普通の人には家賃が高くて住めないというから、便利な方なんだろう。都心つまり天安門広場からは北東側直線距離8㎞あたり、空港も北東方約25㎞。地下鉄13号線の柳芳駅から歩いて10数分、市街地図さえあれば迷わないだろう。

投宿先が京倫飯店という日航系ホテルだったが永安里駅から1号線で1駅の建国門、ここで2号線(環状)で東真門まで3駅、13号線への乗り換えが結構長いが1駅である。機場線(空港快速線?)とか一部を除いて、どこまで乗っても2元(約30円)で、1号は混んでいたが、東京の地下鉄通勤経験者なら何とも思わないだろう。国貿から亮馬橋まで10号線も乗ってみたがこれも夕方のラッシュはすごい。しかし人が若い。どうも政策的に地下鉄を安くしたらしく、中国のイメージだった自転車の群れはだいぶ減っていた。バスやトロリーバスも乗ってみたかったが、観光でもないので見てるだけだ。聞けばあっちは1元。地元民はバス中心で便利だそうだが、東京でもバスを乗りこなすには多少の面倒を伴うが、暇ならチャレンジしてほしい。系統が3桁の数字でそれだけで降参した。結局外国人からすればタクシーが安すぎるので、最初の3㎞が10元であと1㎞1,2元きざみなら20元以内でだいたい要が足りる。ただし乗車拒否やら地図が読めなかったりで、そう1フレーズでホテル名を示してすぐ行ってくれるわけでもないので、そういうストレスを考えると歩いてでも地下鉄を使うという、やや若者向きの行動を取ってしまうのだった。なお地下鉄は終電が10時台で夜はタクシーに頼らざるを得ない。

会場近くの不動産屋で見る限り、3環内なので家賃は高そうだった。2DKで2500元なら普通の初任給では無理。つまりここらは都心で、山手線の内側にあたるらしかった。大抵もっと郊外から通勤時間は1時間以上かけてくるらしい。東京並だな。借地権らしいが売買となると3LDK150万元とか書いてるので、もう首都圏郊外の中古マンションとそう変わらない、つまりこちらでは高級。築年とか聞いてる暇もないし捉まるとうるさいからやめた。何でもオリンピック関連で立ち退きになると50万元はくれたらしかったが、ここらでは買えない。

それで中国国際酒業博覧会だが、実際は日中韓三国の展示会で、ワインなんかも中国メーカーがほとんどだった。1日目は片言とそれも下手な英語混じりでまるでアウトだったので、2日目と3日目は臨時で外大生のバイトを頼んだ。応対よりもこちらが中国の基礎知識を得るためという感じだ。しかし優秀だね。京都に1年留学していたくらいだ。展示会としてはやってることはどこもいっしょという感じで、あまり直接的に売上につながることは考えにくい。これは国内でやっても同じだ。むしろよく30蔵も参加したなという方が感心だった。Img_19424

会場を見て廻っておもしろかったのはこうりゃん酒の土に埋めて麹を作るという本では信じがたい工程だったやつが、模型で展示しているメーカーがあって、それを見てやっとわかった気がしてうれしかった。土饅頭の中で作るんだが、地面に布地は掛けておくようだ。

Img_19375 「正宗」というのは日本酒だけでなくこちらでも「正統の」というようなニュアンスで「正宗二鍋頭」(正統の二回蒸留)、こちらでは「地道」はそのままで、「地道北京味」という看板文句になる。こういう展示を電子辞書をもって見て廻るが、水が少ないの気候だからか、麹は水なしでという製法が目に付く。

Img_19286 まぁ用心醸造、誠信天下。これは共通だな。

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