飲んでみんかい vs 飲んだるわい
有名人を多数輩出するある大阪の私立高校のOBにお得意がいて、その店で会誌を見せてもらっていたら、有名地酒居酒屋が世話役をしていらっしゃるのを知った。二人で飲みに行こうや、となって米国の大阪総領事館裏の「てんまみち」に入る。私の方は、今年は「大阪酒の陣」に日程が合わなかったと詫びるくらいの用だが、後輩を紹介する形になるので飲む口実になる。ゆったりしたカウンター店の壁に酒の陣3周年を記念してデザイナーさんの手になる、俵屋宗達の風神雷神図を題材にした酒神酔神の図が掛けられていた。 デザイン上文字は英語になっているが、オーナーの説明によると蔵が酒神で「飲んでみい」と酒を出し、酒呑みが酔神で「飲んだるわい」と対抗している。これの間に入ってジャッジ、というか勧めたり講釈するのが間に入る中神となるようで、これが字は違うがオーナーのお名前のナカガミに掛けている。これを見てやっと大阪酒の陣の趣旨が理解できた気がした。
大阪SAKA好き会の仲間のお店です、と小冊子をくれる。30数軒載っているがとても廻り切れないだろう。こういうお店情報をどう整理して必要な時に活用できるかが常々悩むところではある。
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