ちょっと彩りを取り入れて(純米酒フェスティバル2009秋)
純米酒フェスティバル2009秋に参加してきました。10周年だそうです。年々消費者向けになってきてファンサービス、認知度アップが目的になってきていますが、10年間で良い純米酒の普及に貢献があったことは否定できません。
入場料をはらった限り、飲める量に限りがあるなら、出来る限り高いあるいは好きな酒を飲んで帰るのが得なシステムですから、参加者はそういう動きになります。開始の合図で斗瓶取りを振る舞う有名な蔵のブースへしばらく人が殺到するのはそういう動機でしょう。当社も1アイテムは斗瓶取りをさりげなく出していますが、そういうファンサービスデー対応という意味です。
毎年同じアイテムを持ってきて、お得意先とかに今年の出来をチェックしていただくのも大事な参加目的なのですが、全部持ってくるわけにもいかないし、飽きも来ますから、少しづつアイテムを変えたり新作?を持ってくることになります。今年は「ひやおろし」の発売が間に合ったこと、雄町の純米吟醸を出して見たので、少し変わり映えしたと思います。ラベルがワンパターン化しているので、色を変えたり牛の絵を入れたりしています。で、ちょっと秋らしく見えたでしょうかか。
言われるままに注いでいくと確かに高い酒から減っていきますが、それでも順番にアイテムを利いてくれたり、意見をくれる方もいて、アルバイトだけに任せておくことは危険です。蔵が遠く離れた都市部の消費者と直接接する機会であることには注意しなくてはいけません。
シルバーウイークにも関わらず出かけもせず飲みに来ていただいてありがとう、と主催者が挨拶していました。
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