富山から契約栽培米が到着しました
精米機の試運転に合わせて今年の契約栽培米の初荷が到着しました。いや合わせたのですが。富山県砺波市の五百万石で、特別栽培の減農薬米です。わざわざそんな表示はしませんが、せめてこれぐらいは、がこれからは標準になっていくでしょう。先月末に見てきたばかりの田からこうしてきちんと袋詰めされて届くとそれだけでうれしい気持ちになります。
減農薬というのは通常の慣行農法の半分以下の農薬使用量に抑えることや栽培記録をきちんとつけるとか、それなりの基準があるようで、圃場には札が立てられていたり、畦の草刈りは実際人力でやっていましたから、言葉だけではないようです。
農業も彼ら専業農家は商売ですからプロ意識が働きます。土壌づくりに金をかけて収量アップと品質向上で単価維持を図っているのですが、こちらもプロですからあまり収量を増やすなと妙な要望を出します。米屋も資材を売り込んだり、うまく農家を動かそうと考えているので、そこは大人の関係でうまくやっていこうということです。できた酒が売れないと全てがうまくいかなくなります。買ってこそのお客ですから。米袋に栽培法をPRする言葉を見るといつも思います。
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