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2009年10月14日 (水)

山田錦の台風18号の被害を見る(和歌山県・有田川町清水地区)

10月7日夜から8日にかけて台風18号が日本に上陸。大型との情報が前からあって被害が心配された。栽培地から見るとやや東へ逸れたが、稲刈り前の確認もあって圃場を見に行く。

和歌山県の有田郡有田川町は吉備町、金屋町、清水町の3町が合併した有田川中流域の中山間地域であるが、旧清水町は東端で最も山に分け入った部分だ。海南から見ると、東南方で生石が峰(標高870m)の裏側で、標高600mくらいの峠(札立峠)を越えていかねばならない。特に北斜面は整備が遅れていて対向車に注意しなければならない。それでも1時間強で、栽培地の久野原地区に着く。ここは標高300m程度の河岸段丘で、美山錦などはとうに刈り取りしていたが、山田錦が2圃場稲刈り前だった。

005002 一方の田は風の通り道で、結構倒されていたが、これでも被害は反に0.5俵くらいだろうという査定である。登熟期間(25日から30日)の終わりの方に台風が来たからこれくらいで済んだとのことで、前半に台風に合ったならば、半作以下になってしまうだろう。それでも倒れると熟しにくくなって青米が多くなって田の色が薄く見える。
穂先から枯れてくるが、穂の付け根から2割くらいまでくると刈り時となる。今週末稲刈りだろう。

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もう一つの田は被害もなく、きれいに熟してきている。最近は薄蒔きが一般化しており、坪45~50株植が標準で、ここはまぁ50株くらいか。おかげで平均30くらいは分けつしている。背丈はやや山田錦にしては低めながら、何とか仕上がりそうだ。1.5ヘクタールで4人がこの地区で山田錦に挑戦してくれている。さてどれくらい運ばれてくるだろうか。

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