高野山から山中を廻る
南海電鉄の高野山ケーブル駅で人を待つ。駅の手前から見渡すと高野口から橋本方面がきれいに見える。だいぶ空気も冷え澄んできた。
駅で見ていると難波まで1230円。特別料金を入れても1990円。随分安い感じがする。1時間に2本程度だが、1時間半くらいであるから、案外大阪との距離感はないのかもしれない。海岸沿いの海南から天王寺も1280円、特急に乗ると指定席なら2730円で、高野山の方が便利なくらいだ。
このケーブル駅から高野の中心部へはバス専用道路が設けられていて、一般車両は大きく大門まで廻っていくことになる。バス路線は山内だけでなく、高野龍神スカイラインの護摩壇山や野迫川村、矢立方面まで伸びている。弘法大師が開山され世界遺産の宗教都市となった。海外からの観光客、修学旅行生、団体の参拝と、観光と言ってしまうとやや難ありだが特殊な地位を占めるエリアだ。
こちらはさらに裏高野の山を見ようということで、軽の四輪駆動で山中に分け入る。紅葉も始まっていて杉檜と広葉樹の区別がつきやすい。さてこういう機会が持てる立場をどう使うかだ。
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