京都で舞妓さんが金屏風の前で踊るのを見る
京都まで出かけた。12人もの舞妓さんが、国立京都国際会議場のイベントホールの舞台上、金屏風の前で踊るのを遠望した。全国規模のイベントでこその設営だ。
離れた位置だけれど、金バックで桜色の衣装のコントラストがすばらしかった。これを絵のようなというのだろう。
伏見がある地だが会場のコーナーに5アイテムの出品のみは残念。ただ純米もしくは純米吟醸、本醸造のにごりという銘柄を見ても、冷酒は特定名称以上で、しかもNBはない。1800人参加と聞くが、燗酒など見かけられず、立食形式の懇親会での清酒の位置とかの現在の状況がうかがわれる。
ただ清酒の消費がピークから6割以上減ったと言っても、翌日、365日和服を着ているという京都市長の挨拶で、40年間で西陣織りの出荷が30分の1ほどまで減ったということを聞き、まだましかとも思えた。
参加者リストを丹念に読んでも、造り酒屋はこの団体に永年関与してきた中堅の2社と私くらい。ひどいことには販売業者も見あたらない。一応経営に熱心な者が全国から集まっているとされている所でこれとはどういうことなのか。別ルートで聞いてさぐりもしたが、その地の背景とは別に業界の力を想うばかりだ。
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