大吟醸の上槽(吊りしぼり)
ほとんど一日中本降りだったが、蔵では大吟醸を吊りしぼりしていた。留から38日目、酛桶2本に分けてそれぞれ斗瓶で4本ほど採れたようだ。1本目はかなり濃く濁って見え、2本目はやや白く程度で3本目くらいになるといつもの金色のような大吟醸原酒です。4本目になるとしたたり落ちる程度にしか出てきません。これで少し落ち着くのでは、と杜氏に聞くと、まだまだあるんです、と。これは後から留めた方で、2日先行していた方が途中経過で抜かれてしまい2日後くらいの上槽予定という。ということは留めから42日くらいということだ。その後の純米大吟醸も日数がかかりそうで、当分袋をつったり洗ったりと細々した作業に追われるということらしい。年末の純米吟醸や45%の純米大吟醸では50日のもろみもあったようだ。酵母も吟醸蔵の仕込みで3種ほど使っているようで大変なこともあるのだろう。あまりスペックや先入感をもった予想とおりにはならないようだ。
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