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2010年7月27日 (火)

鯉はどこに隠れているのか

住宅地の中を流れる小川です。のぞくと鯉がうようよ泳いでいるのですが、さて今日のように暑い晴天で水も少ない時なら、涼しそうでうらやましいのですが、ちょっと雨が降ると怖いほど増水する所です。

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そういう時に鯉はいったいどこに潜んでいるのでしょう。いちいち海まで流されているとも思えません。しがみついているのか、穴を掘って潜っているのか。

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人間も海へ流されないようあくせくするのですが。鯉も似たような苦労を濁流の中でしているんでしょうか。

今日は遠くへ出かけています。ホテルでデジカメの画像を載せてみようとしましたが、どうもおもしろい写真はとれませんでした。ともあれ、見知らぬ土地で営業するのが基本だなんて、改めて思うのでした。

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2010年7月24日 (土)

福井産五百万石の求評会に参加してきました

大阪にでかけ、福井県経済農業協同組合連合会が主催する平成22年産酒造好適米取扱説明会に出席してきました。長ったらしい呼び方ですが、米関係業界ではこういうのを求評会と呼ぶらしいです。この場合は求評懇談会ですか。年に何十億の米を買付ける大手酒造会社の購買担当者と並んで座るのが、適当なのかどうかはわかりませんが、米のことなら何でも貪欲に参加する方針ですから気にしません。

6月中旬から気温が上昇し、それまでの生育の遅れを解消しつつあるという感じで、26日の週から出穂期を迎えると見られます。そこから約1ヶ月、気温積数1000で稲刈りです。7月15日時点の生育基準圃の状況は、草丈は79.2センチ(昨年比104%)、茎数355本/㎡(昨年比88%)と、やや背が高く分けつは少ないという、たぶん春の低温の影響が感じられます。病害虫は大丈夫なようです。今後適期刈取を指導する等、報告がありました。

それにしても去年の作柄が97というのは奇異でしたが、それは晩稲も入れてのことで、酒米、五百万石は早生であり、夏の長雨と冷夏で90くらいであったと聞きました。他から70くらいまで悪かったのではないかと聞いていたし、そういう状況でしたから、何となく納得できない部分もありましたが、これはこれで少し勉強になったかなという感じです。

なかなか厳しい意見をいう人もいましたが、自分も余計な事を言ったかもしれないので、とにかく米の話を仕入れるモードで懇親会にでます。稲刈りは8月末からでしょう。今年は去年よりは廻してもらえるでしょう。楽しみです。

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2010年7月22日 (木)

燗酒劇場in奈良(参加イベントのお知らせ)

暑い夏ですが、もう秋口のイベントの企画が固まって参りました。

燗酒劇場in奈良

「in20100912.pdf」をダウンロード

2010年9月12日(日)ホテル日航奈良 飛天の間

主催 関西末広会

関西末広会さんからのお誘いをいただき、今回初めて参加させていただきます。

強い純米醸造へのこだわりを持つ主に関西の酒蔵が15社参加の予定です。当社は会員ではありませんが、95%が純米ですから、まぁ邪魔にはならないでしょう。

また燗酒にも強い傾倒が感じられるのですが、燗酒楽園とか、夏こそ燗酒とか標榜されているコアな方々とファン、またそういうお酒にこだわるお店がたぶん大集合すると思われます。

会場はホテル日航奈良。JR奈良駅西口の1998年4月に開業していたホテルを2005.7にリニューアルオープンした所で、奈良の観光には至極便利です。10階建にもかかわらず奈良県で最も高いビルディング?というのも興味があります。遷都1300年の奈良見物を兼ねて泊まり込みで飲みに来られるもよし、大阪駅から大和路快速で46分、天王寺から33分ということで、開宴17時(受付16時30分)ですから、さっと引き揚げるもよし、ぜひ参加をおすすめします。

チケットは各参加蔵元や会員酒販店から買えるでしょうが、当社も若干預かっていますので、お売りできます。お問い合わせ下さい。前売制で着席制、お料理も出て抽選会イベントもあります。会費10,000円ですが、ご満足いただけると思います。

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2010年7月20日 (火)

フランスのワイン醸造家は日本の蔵元よりはるかに多い

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海南から山中を通って新宮へ、夜名古屋へ駆けて移動、泊。新幹線で東京へ、一泊して名古屋へ戻り、名阪国道で帰る。またエコじゃない動き方をしてしまったし結構疲れる。でも渋滞を避けるため寄り道して、桑名の七里の渡を見ることができたのはよかった。浮世絵のもとになっている景色だ。熱田の宮までまっすぐと思っていたが、目の前に広がる長島を大きく廻っていくようで、昔の日本の交通がどれだけ不便だったか思いやられた。

帰ると得意先の酒屋さんが、フランスのワイン醸造家を連れて来た。有機栽培ぶどうで小規模醸造に真面目に取り組まれている3人組で、1人は日本人女性が醸造家に嫁いでいる。フランスにはワインの醸造所は1万以上あるらしい。人口6000万の農業国フランスに1万。減り気味とは言え2倍の人口の日本で1500の蔵元しかないということは、いかに世界に冠たるワイン産地とは言え、かなり過密で、そう楽ではないと察しがつく。洋の東西を問わず、なにがしかの生き残りの領域を見つけるため、有機だ純米だとこだわったり、地球の裏側まで売りに行く必要がでてくるらしい。考えようによってはそれだけ余裕があるのか、日本人がフランスのワインを高く買っているからなのか、この接触では確かめようがなかった。

自然と活発な問答があり2時間以上は話しただろうか。それにしても日本の女性がワイン醸造家に嫁いで仲介業のような活躍をされているには驚く。おかげで通訳もしてくれるので、かなり詳しい情報交換ができた。

彼らは日本酒の製造工程の長さに感心、こちらはワインの製造法の規制の厳格さに感心した。水を畑に蒔くのも例外的に許されるそうで、もちろん果汁に水を足すのは御法度という。清酒は仕込み水が肝心なのだが。温暖化の影響はあるかと聞くと、発酵させるとアルコール分が高くなって、昔は13.5%くらいだったのがひどいのは16%にもなるのがあるそうだ。南仏のことゆえ、ことさらとも思えたが。こちらは山田錦の粒が軽く小さくなったり、精米した時割れやすくなったりしていると言い、共感が得られた。

20ヘクタールの畑を持つ人がいて家族でワイナリーを経営している。方針にもよるが普通、1ヘクタール当たり5トンのブドウが取れワインが3500㍑くらいできるというから、最大70㌔㍑か。向こうの地酒農家の製造風景を思い描くがイメージと現実が合っているかどうかわからない。

聞いている分では日本からも世界で酒を売りに行く蔵元も増えているというから同じような感じなのだが、忙しい話だと思う。自分は、ぜひ観光なり勉強なりで、行ってみたいと思った。

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2010年7月19日 (月)

「まろやかな味わい・なめらかなのどごし」とは

最近スーパー、量販店タイプのお店で露出の多いマッコリですが、電車の窓にシールで広告しているキャッチコピーが、「まろやかな味わい・なめらかなのどごし」でした。何気なく見ていましたが、さて、このマッコリのコピーは2つの形容詞で2つの点、「味わい」と「のどごし」について説明しています。メインのテーマが「韓流にごりざけ」ですが、製品の写真が、純米吟醸だったとしても、何の不思議もないコピーです。

よく店頭でPOPに使うから製品の特徴を短く書いて送ってくれと依頼がありますが、実際店頭の商品の値札にはこの程度のフレーズが書かれています。マッコリと清酒の純米吟醸では性状はまったく異なるのですが、特徴を短く説明するとこうなってしまうのでしょう。

結局お客もお店も、前提を省いているわけで、純米吟醸のうちでは、あるいはマッコリのうちでは、「まろやかな味わい・なめらかなのどごし」ということで、コピーだけで、どんなものか解るわけがないということでしょう。清酒の場合は「香り」が1項目で出てくることが大抵で、「華やかな香り、まろやかな味わい」とかになります。そりゃマッコリの香りについてあまり気に留めたことはありません。たぶん清酒のにごりざけのコピーを参考にしたと思いますが、地酒POPも自分でコピーを考えないとどの商品のコピーも似たものになってしまうので気をつけた方がいいと思うのでした。

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2010年7月16日 (金)

白浜温泉まで約1時間(渋滞しなければ)

白浜温泉なんていうと、子供の頃はえらく行くのを憧れていた記憶があります。そろばん学校へ通っていたけど、夏に白浜で県大会みたいなのを1泊で参加するのが、みんな楽しみだった。観光バスで延々国道42号を水越峠とか悪路を越えて行ったもので、県内の人にとって行くのも大変だった。今やちょっと調べ物で午後からついでに行ってこようというエリアになった。気をつけないといけないのが、週末などの渋滞に巻き込まれないようにすることで、今海南から有田の下りが4車線化して、上りもそうするため夜間通行止めの時期もあり、ちょっと注意が要る。

夏休みなんてすごいでしょうと現地で聞いてみたけど、週末くらいですよとは言われたが。なかなかホテルの景気も厳しいらしいのですが、牟呂の湯公衆浴場など斉明天皇の時代からそこにあるというからすごすぎます。

おそらく海南近辺から1時間で町役場につく。ついでに見晴らしのいい所に登ってみたが、なるほどシーズンを待ち構えている白良浜や、田辺湾へ北に突き出した臨海地区なんかはホテル、旅館がきっちり生えて並んで見えました。

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平草原って、「たいらそうげん」でなく「へいそうげん」で県営なんですね。無料で休憩できる施設で眺めもいい、穴場を見つけた気分だった。

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2010年7月12日 (月)

日本酒フェスティバル2010 参加してきました

今年で10年になるそうですが、日本酒フェスティバルに参加してきました。地酒居酒屋の酒縁川島さんが主催ですが、スタッフに有名居酒屋のオーナーさんも多く参加しています。この会は来場者に特に飲食店さんが多く、また訪れる小売店さんも飲食店へ主に納品している所が多い。もちろん日曜ですから日本酒ファンも大勢です。

今回はアルバイト君も確保して少し利き酒したり、みて廻る余裕がありました。何せ学生日本酒の会会長ということで、説明がほとんど要らない人でしたが、そんなサークルは昭和50年代にはさすがにありませんでした。地酒というジャンルは昭和の50年代はまだスタート期で、新潟ブームから平成初頭の地酒ブームへと展開して、学生の社会に浸透していったのは何時ごろからなのでしょう。その話をするのを忘れたのが残念です。

ちょっとした変化(もちろんいい方です)を会場で感じましたが、もう少し参加蔵間の交流もできればいいなと思いました。結構ここで得る情報はヒントになるのです。

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2010年7月10日 (土)

富山の酒米圃場を見て来ました(五百万石、山田錦等)

年に1回ですが、今年も富山県の酒米栽培農家を訪ねて来ました。当然圃場廻りが主目的です。4月の低温でやや生育が遅れていたようですが、五百万石の田は葉色が濃く今後が楽しみです。

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米屋の技術担当君が田に分け入り、標準的な1株を抜いて脇の水路で洗って土を落とします。それから分けつ数(茎の分かれ数)、草丈、茎幅(直径)、根長を記録します。ポット苗2.5葉を3本植え程度、坪50株で、ゴールデンウィークに植えたそうです。苗の生育期間に低温期があり、発芽率が悪くて欠株があったようですが、分けつ数30というのは、結構いいようです。全体の平均はもう少し低いようですが。出穂は7月25日頃と予想され、そこから1カ月程度で稲刈りとなります。反9俵は難しいだろうということでした。

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山田錦の田は山に近く、一枚ごとに段差がはっきりわかる傾斜のあるエリアにあります。田植えが遅いので他の田より少し小振りですが、根の色がきれいで、つまり根の本数が多く、よく根毛が付いていていい土ができているようです。見ていると必ず根の臭いをかいでいますが、うまく育てると良い菌が硫化水素を食ってガスが湧かないんだそうです。PSBとかクロマチウム菌とか言ってました。

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5月10日田植えだったそうで、2.5葉で坪60株、今のところ分けつ数27です。日照時間に反応する山田錦は8月20日頃出穂します。その後の気温積数1000(30℃×34日とか)で稲刈りとなります。温暖化なのか、少し稲刈りが早くなってきていると聞きました。この登熟期間の温度が米の性質、割れやすいか、とか溶けやすいか、とかに影響してきます。

勉強ですから、コシヒカリ、フクヒビキ、冨の香とかも一緒に見ていきます。さすがに素人では株を見て品種はわかりませんが、言われるとそれぞれ違うようです。加工米用の多収量品種とか新しい酒米とか、いろいろな目的で品種開発され試されているのは感心します。

ということで、あとは諸情勢の意見交換、懇親会となります。構造的にお米は余っているようですが、いい酒米は、できた製品の評価が良ければ減らないはずです。良い米さえ確保できれば良い酒ができるわけでもありませんが、すべてはここから始まります。

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2010年7月 8日 (木)

南向き4車線化有田まで乗ってきました

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阪和自動車道は海南までが4車線でしたが、南向きは4車線になりました。しばらく夜間通行止めとかばたばたしますが、もうすぐ上下とも4車線になるでしょう。有田までの移動がスムーズになります。渋滞箇所が南下するだけだと文句を言う者もいますが、これでも大分違うはずです。どう見ても田辺までの4車線化は無駄とは思えません。

開通してしばらくすると必ず出かけるのですが、今日は岩出から吉備、そして田辺と移動。うまく使えました。結局高速を使ってしまうのですが。

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カウンター割烹みおつくし

先週末に続いて大阪へ出かけます。今度はうって変わって高級ホテルのカウンター割烹です。リーガロイヤルホテルの地下には有名料亭の支店が並んでいるのは知っていましたが、そのまた下の地下2階に、カウンター割烹「みおつくし」とかカラオケがあるのは知りませんでした。カウンター割烹というからには、カウンターだけかと思いきや、りっぱな20人くらいは食事ができる部屋が奥に続いています。お店のファン向けに隔月で蔵元を招いたりして「酒楽食楽の会」を開いています。すごい営業努力ですが、オマエモナァと自分でつっこみます。

気軽に和食を楽しんでいただこうというコンセプトらしいのですが、マスターソムリエさんが挨拶に出られたり、料理長も説明されるので、当然参加すれは得する企画でファンサービスという感じでした。

お酒は食前の梅酒「黒牛仕立て」が結構好評で助かったのですが、食前に飲用するとそんなに甘くも感じないので、ちょうどいいエキス調整具合かと納得したりしました。

鰻の蒲焼きには山椒がつきものですが、お心遣いで、紹介した地元産の山椒を使っていただいていました。料理長さんによれば強力な辛みなので量を抑えたとのことです。そう言えば、この前のイベントでは地元産物ということで山椒屋さんと隣どおしでしたがひと口なめるとあとは利き酒にならなかった。

米の話は受けました。一般の人は検査とか等級とか、酒の表示基準とかご存じないですからね。

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2010年7月 3日 (土)

大阪で商店街を考える

久しぶりに営業も兼ねてディープサウスを歩きます。大阪市西成区の萩之茶屋という所ですが、南海高野線の普通電車しか停まらないという駅です。もっとも新今宮からでも、動物園前からでも歩いていけるのですが、和歌山市方面から来ると、天下茶屋で南海高野線の普通電車に乗り換えないと萩ノ茶屋には行けません。たまには天王寺駅から飛田とかジャンジャン横丁の方を通って歩いて来ることもあります。

じゃりんこチエという名作漫画の舞台でも自社製品が売られるようになって随分になりますが、結構定着した感じです。大阪の人情とか厳しさとか商売熱心さとか、そういうものを教えてもらい、今も考えさせてくれる街です。

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年々高齢化しているそうですが人通りは活発、黒牛ののぼりが通りに出ていますが、それと並んで見えるのが、向かい側の何の店かわかりませんが、チェ(ゲバラ)の顔をでかく染めたバナーです。ある意味すごいなぁと思いましたが、さすがにカメラを向けることはできませんでした。

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それから心斎橋に廻ります。大阪プロレスが千日前にあったというのは知りませんでした。外観が第一賑やかでウキウキさせてくれます。プロレスのことは私は知りませんが、ここがあるのとないのでは大阪の発信力が違ってきます。地酒会社も地方では、まずこういう存在になるべきだと思っています。ここは心斎橋や難波から歩いて廻れる範囲です。なんと言っても大阪の中心街、人通りがまるで違います。

ご丁寧に今日は北の新地まで繰り出してしまいました。一応フルコースやね。けど話題としては不景気で何とか商店街が風俗街になってしまってお客が来にくいから新地まで移転して来たんだとか、有名な飲み屋街も風俗店だらけで、粋に遊べるムードではなくなったとかでした。新地って避難所かいな。

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スタート地点の心斎橋商店街を思い出します。田舎のアーケード商店街とどう違うのでしょう。足下には地下鉄。地上には百貨店などの集積。周辺人口、いや事務所・事業所も量が違います。よく地方では駐車場がないからダメだと言われますが、ここの駐車場など馬鹿高いし量も限られています。やっぱり電車以上のアクセスが接続していないと厳しいかな。和歌山のブラクリ丁が衰退したのは電車の駅から離れていたからだと私なんか思っていますが、駅さえあればいいとは思えません。郊外SCの建設を規制すれば済むとも思えませんが、少なくとももうこれ以上は要らないとは思います。ですけど規制しても幹線道路沿いの中規模店の方が、中心商店街より優位なのは変わらないですしね。車を使わない人を税金で優遇して中心商店街周辺に住まさないと仕方がないんでしょうか。

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