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2010年8月29日 (日)

山田錦満開です

今月は二度も富山へ出かけました。五百万石はもう来週には稲刈りで穂が色づき頭を垂れています。結局豊作ぎみで、反に8俵以上は採れそうです。

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山田錦は、8月20日過ぎから穂が出始め、数日で花が咲くのですが、ちょうど今日は咲きそろったくらい、つまり満開です。また正午近くで弁が開いた状態となって壮観です。後は10月中旬まで台風が通らないことを祈ることになります。

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酒米は真夏に高温が続くと胴割れが生じやすいのですが、この地域は庄川から豊富に冷たい水が引かれ田の脇を流れているので、高温障害対策が取られやすく、酒米栽培には理想的と言えます。山田錦の満開時に圃場へ来たのは初めてで、つぶさに観察できたのは幸運でした。

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2010年8月27日 (金)

十津川村はちょっと涼しい

奈良県南部の大きな山村、郷士と歴史の里、十津川村へ泊まり込みで行ってきました。今週はよく動きます。若い頃はそれこそ不安とわくわく感のあった行程が、今では家から2時間15分余りまで短縮されて、ちょっと感じが違います。川津という村でも中央部の風屋貯水池沿い、湖畔というか国道沿いの民宿まで、五條から1時間程度でした。20年前なら1時間半は確実でした。谷瀬の吊り橋付近から5、6分で着いてしまうのですが、以前は吊り橋から20分くらいは掛かっていた気がします。今でも国道168号、五新道路はそこかしこで工事をしており、片側交互通行の信号待ち箇所が、行けば必ず何カ所か出くわします。林業がこうなってしまったのは村民のせいでもないのですが、それぞれの立場で協力はしたいという試みのような事業でした。

民宿のご主人はダンプに乗って現場監督をやったりで、村経済は公共事業で支えられているのがよくわかります。屈曲する川のバイパスを山を削って作り、要らなくなった三日月形の旧河道というか谷を、国道のトンネルを掘ったり崖を削った土砂を埋める場所にする工事の話をしてくれました。大手ゼネコンが元請けし、10社くらいの地元の土木会社が分担して下請し、そのうち1社の現場責任というわけですが、あれだけの道路を作るとなれば、川を付け替えるくらいは必要になるのかと納得しました。

窓から見える静かな湖も巨大工事の産物だったのかとふと思い出します。40年ほど前に親に連れられ通ったわずかな記憶では、延々と続く土埃の坂道と木の植わっていないまっ茶っ茶の急斜面の山肌にへばりついた、寒村の光景です。あの頃ダム工事が電源開発とかの目的で大々的にやってる真っ最中だったはずです。

網戸だけにして月光を仰いで眠ります。さすがにここではクーラーは要らなかった。

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2010年8月25日 (水)

富山も暑かった

富山へ行ける機会がまたあり、砺波へ田を見に行くのとは違うものを求めていました。

イメージでは路面電車が活用されている町でしたが。環状線が200円均一、低床なので年寄りにも優しいという、使いやすさが魅力ですか。テッチャンが機械の録音もしていますが、こちらは外の町並みを追いかけています。どちらも似たような。

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印象深かったのは、県庁前の大噴水で、コンビニの弁当をベンチでいただいていると飛沫が飛んでくるほどで直径35mくらいでしたか。ミストの先駆けですね。

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総曲輪、グランドプラザ、郷土博物館に市役所。来る前に地図で見ると県庁や市役所といった中核施設が城近くにまとまった町という感じでした。県庁が市役所と並んでいて、県庁の方がかなり広いから格を重んじるのかなと思っていましたが、行ってみると市役所は高層化していて、中身は吹きぬけの大ホール、地上70mの展望所もあります。上の階からホールへ紙飛行を飛ばしたり、パラシュートで飛び降りたりする者が出ないのか心配したりしました。いやすごいもんです。

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結局、ます寿司をいただきに行ったようなもんですが、2代藩主前田正甫(まさとし)公の越中売薬の基となった伝説がおもしろかった。元祖トップセールスです。今は自県産農産物をPRする知事もたくさん見られますが。

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2010年8月22日 (日)

神代杉のパワーを授かることはできたか 玉置山

熊野三山は有名ですが、そのまた奥の玉置山に玉置神社が神代から祀られています。ここは修験道のいう大峯奥駈道の75の行場、靡(なびき)の熊野から10番目でもあり、いつか詣りたいと思っていました。

金曜、新宮に1泊することになり、これが回転寿司の立体駐車場屋上での大イベントであったのですが、そんな例は初めてで、熊野人のパワーに恐れ入った所でした。そう、熊野のパワーと言えば例のパワースポットに行ける好機だと夜中に思い立ち、翌早朝、十津川村南部折立から玉置山をめざしたのでした。

海抜1000mを超えますから海沿いより6度くらいは涼しく、林の中も歩けますからお参りするだけで癒されました。境内には天然記念物の杉巨樹群があり、樹齢3000年とも言う神代杉は柵で囲まれ拝ませていただきます。

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県内最大という大杉(胸高直径8.7m、高さ40m)は触ることができます。手の平を片手で当てがい、片手で念じて、パワーを少し下さいとお願いしました。さて日頃の行いによるとは思いますが。

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2010年8月20日 (金)

ひやおろし黒牛 予約開始 9月7日発売

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今年の「ひやおろし黒牛」の発売日は9月7日となりました。本日から予約を承ります。

和歌山県は一斉同日と聞きました。?

生詰(平成22年春に上槽後、一回火入れして貯蔵。瓶詰時には火入れせず)

原酒18.2% 日本酒度+2.0

全工程で活性炭濾過はしていません。

※これが本来のひやおろしだと思いますけど。

1.8Lのみ、参考小売価格は税込2750円。

1回分の瓶詰め限定ですので、よろしくお願い申し上げます。

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2010年8月15日 (日)

下駄市2010黒牛広場

今年の盆の中日の下駄市は土曜ということもあって、人出は多く感じられました。こちらでいると何の動きもない、露店のでる縁日だけという感じですが、うるわし館の方ではゆかた姿コンテストという至ってまともなイベントをやっていたようで、行けないのがちょっと残念でした。

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広場では黒牛茶屋の周りに全部で17店ほどテントで出店しています。これも今年は少し種類が増えた気もしますが、全体としては例年と同じように見えます。目に付くのは、川端通りに横断幕が掛けられたくらいですか。

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とは言え、惰性的にならないよう当社の広場の陣地では、和歌山の地ビールとして担いでいるナギサビールを前面に出しました。20リットル樽を4本だいたい売りましたから、まぁよしとしましょう。味はスムース、香りが何となくフルーティー、大手ものとちょっと違うのは誰でもわかる白浜の地ビールです。白浜以外で生樽が飲めるのは、ここくらいじゃないでしょうか。個人的には、ビールというものはあまり好きではありませんが、こういう時は地のモンでないとあかんよぉ。

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今回はPOPが間に合わずたいして目立ちませんでしたが、密かに前線に出されていたのが、生姜丸しぼりジンジャエールです。JA和歌山の新機種で、某酒販店主がめっちゃうまいと感激していましたが、本格的に辛いジンジャエールで、もしかしたら、和歌山の新名物になりそうなパワーを感じさせるルーキーです。ご丁寧にラベル正面下にHEAVYと刷っています。180円。ぜひためして下さい。当然、黒牛茶屋でも販売されています。

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2010年8月11日 (水)

和歌山の夏は鱧(はも)がおすすめ

夏の魚なら鱧が有名ですが、蔵のある紀北あたりでも、やっぱり鱧ですか。

機会があって、格式ある鱧料理屋へでかけました。お客様でも担ぎ出さないとめったに行けません。

海南市も5年ほど前、南側に隣接する下津町と合併しており、今は海南市内ですが、下津町の戸坂にある浜丸というお店に繰り出します。ここは国道から西へ突き出した崖で囲まれた小半島の漁港ですが、狭い路地から歩いてしか上がれない石階段のうえに、急に現れる、こぎれいな佇まいの、伝統民家を改装した料理屋さんです。

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目の前で、延縄漁法で取れる鱧をコースで食するのですが、鮮度がこれ以上考えられないほどいいので、ふぐのような薄づくりまでいただけます。肝、このわた、浮き袋、胃、皮、当然湯引きに揚げ物、雑炊と、完璧なコースでした。

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まずは地元にいて、知らない所やことをひとつ消せたことを喜びます。

女将が鱧の話も少ししてくれました。

底引き漁法と延縄漁法の2とおりで鱧は捕られるのですが、雑賀崎や田浦の漁師が底引きで捕るそうで、戸坂が延縄で釣るよりは権利としては上になる?そうです。底引きをしない期間に延縄をやるということらしいのです。底引きは何となくわかるのですが、延縄というのはどんなものでしょう。「なおけ」というタライ状の浮きに50本ばかり針をたらし、これに生きたアジを付けておきます。この桶を縄で一定間隔につないで、50個ばかり漁場に流す。半日ほど置いてから順に引き上げていくという、ちょっと手の込んだ、仕掛けづくりが大変そうなやり方です。夕方3時頃に出漁して、朝の3時頃帰ってくるそうです。こういうドラマチックな漁の釣果を、お話を伺いながらいただけるというコースでした。

大部分は、大阪、京都あたりへ運ばれていくのでしょうが、元のところはこんなストーリーになっているようです。

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2010年8月 7日 (土)

看板・テーブル用銘木板、木桶改造陳列台、酒槽スライダー他

タイトルのような木材、酒造用具の内装材等に転用できる物品が大量に当社には保有されています。資料館の展示物以外でです。どうしてこうなったかは省略しますが、場所を取って、本業の前進に差し障るため、いよいよ処分に取り組むことになりました。

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木製酒槽の首の部分、たぶん内装用、酒槽の内側に立てるスライダー(竹簀)、木製桶の蓋、唐箕等農業用具その他、相当の量です。

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関心のある方はご相談下さい。製造業者の方等は間に用具屋さんを入れご相談させていただきます。お得意先様もしくは当社製品ユーザー様等は直接ご相談させていただきます。

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2010年8月 2日 (月)

ノミ切り2010

今年もノミ切りです。とにかく外は暑かった。

今年は、装備替えした圧搾室で利き酒です。酛場が狭いので、こちらの方がいい気がします。

21本と製品の一部を利いていただきました。

まず技師先生、杜氏、社長、製造部員、社員という順で廻っていきます。

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社員は等しく利き酒をして、先生の講評を聞く機会を与えられます。役に立っているかどうか、いや立ってもらわないと。

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何とかしたいところもあるのですが、将来の構想を練りましょう。

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2010年8月 1日 (日)

かいなん夢風鈴祭り開幕

地域活性化が全国どこともテーマの今、海南市でも「かいなn夢風鈴まつり」という、新しい祭りが、今年初めて開催された。8月1日(日)から8月15日(日)の間、海南市内(全域ではなく、下津と合併する前の旧海南市の西部という感じか)の10社の「神社」に夢を短冊に記して風鈴につけ奉納?(協賛していながら理解しきれていないが)、スタンプラリーやらをするわけで、今日は、JRの海南駅前でオープニングイベントが開催されました。風鈴に願い事をぶらさげてというのは、ちょっと前から市内の神社でやっていたのを拡大した感じであるが、地場産業の漆器とコラボで、ガラス製の風鈴に漆器用の塗装をしています。海南高校書道部のパフォーマンスから始まりました。

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毎年続ける意気込みで、観光誘致にもなる夏のイベントに育てたい方針だそうです。ここの蔵では、10社に入っている中言神社の膝元であり、駐車場確保に協力したり風鈴をそこここに下げたりということなのですが、その10社のうち参ったことがない所が4社あるので、この機会に全社お参りしたいものです。ジモピーが地元を知るということでも意味はあるでしょう。

開始そうそう、午後2時過ぎでももう30人ほどは10社廻ってきたらしいのですが、これは若い衆のバイクか原チャリでしょう。詳しくはイベントスタッフブログを見て下さい。

ちょっと内向きのイベントに見えるのですが、外へも商品を出している地酒メーカーとしては、対外的に発信することが期待されるということで、こういう地方でこういう酒を造っていますという形で対外的にお伝えする意味もあるのでしょう。

海南というと、海沿いという感じですが、全体として見て、田や畑が広がる中に、低いけれどもそれなりに視界を遮る果樹園が多い丘や小山がポコポコと続く、けっこう美しい農村地帯です。イベントスタッフブログなどご参考にお願い申し上げます。

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