酛始め 今年も酒づくりができることに感謝
地元側社員が過半になると杜氏が来るまでに蔵側の準備も進めておけるようです。初日は井戸の清掃をしたりしていましたが、翌日にはもう最初の酒母用の麹をごく小さく蒸しています。その麹が2日後にできるので、2日空けて酒母用の掛米を蒸して酒母作りが始まります。半仕舞の蔵ですから次の酒母の麹米の蒸しが重なり、その3日後に、最初に本仕込みの添用の麹米を、その2日後に仲用、翌日に留用の麹と、添用の掛米を蒸し、都合、最初の蒸しから10日ほど経って、最初の本仕込みの添となります。掛米は麹米より圧倒的に量が多いので、漸くこの頃から活気づくというか忙しくなってくるわけです。まだ見ていると器具類やエアシューターのホースを熱湯で洗浄したり、春までの工程表を作ったりしています。今日はまだ、最初の添えまで行ってないのですが、今年の造りの方針について、蔵内だけで会議をし、慣例の酛立てとして、皆で一杯の席を設けました。無事故、無病での皆造を依頼、徹底します。また今年も造れることが如何にありがたいことかの認識もお願いしました。さて、長丁場ご苦労をかけるのですが。
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