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2011年7月31日 (日)

笑う門の実物を初めて見る(郷下的人、松阪を見物する)

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三重県の方で、「笑門」と門前に札に書いて掲げ、福が来ることを願う習俗があると聞いていました。何故か当社が登録商標で「笑う門」というのを取っていて、少し貸していたようなのですが、自社でも業務店用の普通酒を発売しています。縁起もいいから残しているわけですが、その実物の飾りを松阪の本町で初めて見ました。どうして商標がそういう関係になったのかは、自分の世代にはわかりません。
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暑い日でしたが、三井家発祥地から松坂商人館、本居宣長宅跡、移築した旧宅とか廻って来ました。
どうも紀州人としては、文化的素養とか精神的基盤というもので格差があり、後年大をなしたか続かなかったかの差を感じたのでした。商人になろうというという志をたてたので勉学に励み、というような考え方は自分の周りでは見聞きしなかったように思えました。また本居宣長のような文化的潜在力を地域が持っていたように思います。その宣長の先祖が北畠家家臣ということなると、やはり思想的な背骨も感じられます。そうなるとお伊勢さんの存在まで遡ってしまうのです。
そんな大層なことまで考えるために出かけたわけではありませんが、背筋を伸ばして帰ってくるのには充分でした。

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2011年7月30日 (土)

古材・民具の活用プラン募集

親の方針を見て来た方の意見では置いておいた方がいい、という古材や、移動式のへっついさんです。たぶん餅つきには使えるんでしょう。薪が入手できることが前提でしょう。
写真以外にも、8mほどの大黒柱とか看板用の板材その他いろいろあります。
売れないが、買えば高い。代替品はない。運ぶのと実際に使うための加工賃がかかりすぎる。置いておけばいいと言われても、業務の支障にもなる。
景気のいい頃、そういうものに愛着を持つ世代が残っている時期には、内装に活用したい、こちらとしては販売に活用したいという思惑で置いていたようです。使用を考える人も、ただかそれに近ければ引き取ろうということになるので、本来展示棟の補修、充実に使うしかないのです。
直営飲食店をやる気はないし、今の主流は内装にお金はかけませんから、使用を考えてくれそうな所が見つかるのを待つしかありません。
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2011年7月29日 (金)

次は北関東の地酒のキャンペーンだ

半径何㎞以内という地図上の円が、日本を蝕んで数ヶ月。
自分の生活では、半径20㎞ほどが自社配達エリア。高速で少しゆがんでいるが40㎞くらい
が、文化圏といおうか、地元づきあいができる、つまり夕方出かけて行って、会合や懇親会を付き合っ
て帰れる範囲という感じか。
おとついは北東へ、昨日は南へとその果てを見極めに夕暮れに出て行く。
仮にも蔵元がノンアルコールビールで周囲にあわせながら、また彼らが気を使って目の前で黒牛を飲んで
くれたのが昨日。まるで漫画だったな。お店にそれを置いていただいているのに、気づかないように振る
舞い、地域の話やらして帰ってきたのが一昨日のこと。
やっと週末、10㎞圏内の運転代行圏内で飲めることになったが、その店には黒牛は置いていない。
そんなことを気にしていてはこの業界、生きて行けません。何かないかとメニューをドリンクメニューを探します。
東北の何とかと前回は書いていて、キャンペーンです、いかがですか、とか言っていたのは先月。今回は何も書いていないが銘柄は変わっていない。
うーん、栃木の大那にしよう。私が言うとたいてい普通の人は県外地酒メーカーの銘柄なんぞ知らないので、全部そうなります。おーい、元気かぁ。
だいたい焼肉にキムチ鍋メインのお店です。はやっていますが、地酒を全国から揃えて講釈で売れる業態ではありません。「燗は決まった銘柄ですが、そのお酒は常温になりますが。」
つまり冷やしていないわけです。あぁ、状況と背景わかりますね。
常温も好きですが、外食ではそれなりにコンデションを作ってもらわんと。めったに飲食店で私がこんな要求をアガシに出すことはありません。「水割り用のペールに氷、常温の酒をとっくりへ。」
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これは急速に冷えるし、外に出せば調整できます。これくらいはお店もやってくれます。
だいぶ貢献したなぁ。
そろそろ、北関東の代表をユーチューブにでも出せよ。状況はいろいろ聞かされてきたんだ。
お店もキャンペーンを集客の材料にするなら、必要な先と地域を応援してやってほしい。
これくらいなら書いてもいいだろうさ。

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2011年7月28日 (木)

黒牛仕立て梅酒 300ml瓶

黒牛仕立ての梅酒、300ml瓶を発売しました。
参考小売価格は消費税込600円です。

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1.8L、720ml、500ml瓶のラインとデザインがまったく違いますが、カジュアルな業務店での飲みきりサイズとしての企画であったことによります。

バーコード 4933999500168
アルコール度数  13%

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2011年7月25日 (月)

東京周辺、まじめに廻ってきました

大阪で五百万石の意見交換会に金曜午後参加して、夜東京に入り、土曜の朝から、学生と面接、小売店挨拶回り、他社蔵元も交えて情報交換(飲んでるけど)、日曜は、輸出打合せ(駅のコーヒーショップでだけど)、お酒イベントへの参加とこなし、場所も東京駅から都内、千葉、神奈川とけっこう広域に泳いで帰ってきました。それでも、金曜の午後が潰れただけで、日曜遅くに帰って、月曜朝から普通に仕事ができます。やっぱり新幹線ですね。関空へは自動車で行くことが多いので帰りにアルコールが摂れない。おかげで泊まって早朝帰ることが多いから、時間とコストを考えると鉄道がまだ優るかも。これはアルコール関係業界での話で、関係ない方の仕事ではもう空が優位に違いありません。
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千葉・我孫子の春日やさんの利き酒会です。3月に新酒の会をやる予定が震災で延期だったので、100名以上の過去最高の盛況となりました。蔵元も10社現地参加しています。出品は30ほど。
趣旨的には鑑評会用の新酒を持ってくるのが本来だったのですが、市販酒もたくさん出されていて混ぜこちゃですが、勉強になるものでした。当社もほとんど純米蔵なので、純米大吟醸の原酒を出しています。非売品とリストに書かざるを得ない(お正月用に加水加熱品は限定品で出します)のですが、会場では普段買えるものを出してほしいという意見と、普段飲めないお酒がこういうところで味わえるからいいんだ、と両方の意見を聞きました。それなら両方だすのがいいかなどと考えてみることにしました。
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2011年7月19日 (火)

もうすぐのみ切り

何ともうのみ切りか、各蔵日程の調整はあるでしょうが、7月も下旬に入れば少し次のシーズンの準備も気にし始めます。設備の更新、投資も酒造開始までのできていればいいわけですから、のみ切りが済んでから工事というのが都合がいいわけです。
不要な物を出して、掃除をして、次に臨んでいくことになります。
今年は麹室廻りですか。精米もな。

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2011年7月17日 (日)

ここんところのテーマは暑い

最近の休日の過ごし方として、地理的理解の空白域があればそれを歩いて埋めるという作業をしています。どうしても和歌山から大阪、せいぜい奈良になりますが。山にだいぶ登ったことがありますが、この方が実利にも近いし、興味の範囲も広がります。ジョギングや夜歩くのもいいですが、せっかく動くならいろんな所へ行けた方が有意義だと思うのです。また経験上、一箇所行くと必ず得るものが何かあるのを知っているからです。

大阪の人は笑うでしょうが、ずーっと生駒山まで延々と行けども行けども家や商店が続く所にいると、溺れてしまいそうな、あるいは寂しい気持ちになってしまって、とても街では住めないと思うのでした。今日は鶴橋から、よく聞いてはいたが行ったことのなかった「今里ロータリー」をまず目標にします。行ってしまえばなぁんだという感じですが、何とか山の頂上も同じようなものです。あとは高山植物や風景ではなく、町並みや街路網、どんな商売があるか、施設や史跡や何やを見ながら急がず進んでいきます。いつかオヤジ狩りや日射病で倒れる日が来るかもしれませんが、本望と言えばそうなるでしょう。登るルートの真上からたまたま避けられない落石に遭遇するのとそう変わらないものです。

今里ロータリーを少し北に振って、暗越奈良街道に入って行きます。鑑真和上や下っては松尾芭蕉も通ったと堺屋太一氏が書かれた掲示がありました。
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少し振って、ものすごく長い商店街に入っていきます。
深江南まで1.2㎞ほどはあるでしょう。進むにつれて、今里新道筋、今里一番街、神路銀座、神路しんみち、とアーケードの看板表示が変わっていきます。商店街の組織がちがうんでしょうね。一見単調ですが、きっと周囲は人口稠密なんだろうなと思います。どう変わっていくのかとか思いながら、布施の方へ近づいていきます。熊野大神宮のお祭りらしいのですが、お神楽とだんじりもあるようです。結構北の方までだんじりがあるんだ。消防がブルーシートをかけた人を運んでいました。キャバクラの看板がでてくるともう布施。昔ここらでキャバレーをやっていたという人を知っていますが、ここでほっとしてしまうということは、その間の印象は寂しかったということになってしまうのでしょうか。

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布施駅でJR平野行きのバスがあるのを知り、また平野へ廻ることにしました。
取引のある酒屋さんの支店がありました。多店舗化されるともうわからないですね。
今度は、中近世の自治都市だった平野の部分へ入っていきます。やっぱりお寺が多いようです。りっぱな旧家もありますが、大念仏寺の楠一枚板でできた門がすばらしかった。どれくらいの大きさの楠だったのか。
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一回行ってもそこは知ってると言えるわけもなく、どこまで行っても隈無く行き尽くせるわけもありません。でもそれは世界遺産を廻るのも同じです。


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2011年7月16日 (土)

外壁塗り直し 順々にやるしかありません

梅雨明け時期に蔵の外壁が仕上がりました。我ながらできばえはいいと思いますが、できてしまうと前からそうだったかのように思ってしまうのが問題です。維持していくのが大変だ。
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次はこちらと、トホホな現場ですが、ここは包装作業に使ってますので、壁は直すことにしました。漆喰ではなくボード貼りです。2棟が続いていたのをひとつは取り壊して、駐車場と物置場を広げる形になります。
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2011年7月15日 (金)

エセエコ名古屋へ行く

おととしが初めてで2回目とは知らなかった。株式会社フルネットさんの名古屋での純米酒フェスティバルです。
20蔵参加の250人なり。やっぱり燗も提供できるようにしないといかんかなぁ。
この提供スタイル定着してるんだけどなぁ。
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それは、それで、名古屋まで今回は横着にも車で往復しました。エセエコと家族が言うとおり。行きは西名阪、名阪国道、東名阪で、中区の伏見まで262㎞、白河ICで降りるとすごく近いエリアなので南西方向から名古屋に入って来ると便利なエリアです。帰りは、同じく白河ICから乗って鈴鹿から新名神へ進路を変え、京滋、第2京阪、門真から近畿自動車道で、海南東ICまで236㎞です。翌日の日程からやむを得ませんでした。

それにしても名古屋でおもしろかったのは、バス優先レーンでした。明らかに路面電車の停留所だったような島型の停留所があり、元の軌道部分の路面の色は変えられ、基幹路線としてバス優先車線にされているのです。
見ていると結構車も走っているのですが、そのうちまた市電が走ることってあるんでしょうか。
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2011年7月10日 (日)

平野を歩く

スマートフォンをついに買って使い勝手を試すために知らない町を歩いて見ました。猛暑で自分の吐く息が冷たく感じるので、これは体温くらい気温がある証拠です。電車で久宝寺まで行き、加美を抜けて平野まで歩いてみます。
早速、兄ちゃんが、でも関東弁みたいな子ですが、連れと待ち合わせている場所がわからないらしく、球場どこですかと聞いてきました。俺が知るかい、と思いましたが、そうそうと携帯からGPSを出して、あの辺ちゃうの、と答えることができました。前のだとお互いいらいらするほど時間がかかったでしょう。できることは大差ないけど立ち上がりが早いし、使い勝手も大分違う気がしました。平野区というと大阪市の南東の縁で、加美なんかは工業地帯なんですが、平野は古い街ですから、街道沿いでも庄屋さんの屋敷を改造した料理屋があったり町並みが違います。祭りが近いらしく、だんじりが準備中です。だんじり文化の北限付近と思われますが、北から南へ順々に祭りが行われていくようです。けやき造りで地域毎に特徴があるんですが、ちょっと見にもどっしりしたりっぱなだんじりでした。
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2011年7月 9日 (土)

物の整理の方針が変化(震災の影響か)

半日を費やして整理の日だった。もちろんテイスティングしたりとかの後ですけどね。

蔵周辺の標高が2.5から3.5m、60数年前の南海大地震後の津波では軽く浸水、社屋兼自宅の大黒柱はその時の地震で根元がねじれて1センチばかりずれている。津波被害の伝承が各地に残る土地柄でもある。

その時の津波は宝永、安政、と来て軽い方だったとか、連動型ならあんなもんじゃない、次は巨大なやつだ、とか地元でも噂はあるし、ハザードマップでは黄色ゾーン。5mで全没とある。
不動産で言えば、あの日以降いっそう海岸に近い地区の土地は売れなくなったという。

あれも置いておこう、こういう書類も整理しておくとおもしろいかもしれない、などという気持ちがどうも無くなった気がする。万一こんどの千年に一回級が来れば紙のものなど置いていても意味がない。物を集めるなど、まったくその気がなくなった。バックアップや事業再開を早くできるようなことを考えておこう。何よりまず防災と避難だ。

それから、無常観という日本の独特な心情に、仏教の影響だけではなく、自然災害の厳しい環境があるのではないか、なんて思う。でもだからこそ、存続や継続にこだわったりという、できる限りの努力をしようという強い考えが養われたのかもしれない。大陸の儒教ともちょっと異なるものを感じるのでした。

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2011年7月 4日 (月)

お寺は何度でも参るものだ 四天王寺さんで

節電アクションプログラムではないですが、部屋でクーラーをかけて座っているよりは、電源を切って出かけた方がいいかと思い、天王寺まででかけました。そう、駅までは自転車、後は電車と公共交通機関を使うことが条件になります。

ついでにきちんと参拝したことがなかった四天王寺にお詣りしました。金堂のお釈迦様の生涯の壁画を見た時、お寺はどこはもう参ったことがあるとか考えるものではないと思いました。五重塔は8回くらい建て直されていますが創建時の姿でそびえています。古い建物ほど価値があるとかも考えてはいけないと思いました。
そこにあるべしという精神が共有されていれば、焼かれようが何度でも建つのです。凡夫は特に何度でも拝むべし。
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2011年7月 3日 (日)

とうとう来たか節電アクション-暑い夏はそろってお出かけ?

危急存亡の時局に鑑み か。

和歌山県庁はいろいろな部課からいろいろな手紙をくれるのですが、これはとうとう来るものが来たというか。「わかやま節電アクションプラン」の一環で、県立施設では料金割引を実施するそうで、お宅もやってくれませんか、という依頼です。OKとしかいえんでしょ。

資料館の展示棟の入館料を9月末まで利き酒付きなら100円引き、ドリンクなしなら無料。条件はないのですが、「家にいると暑いので来ました」と言ってください、と回答に記入しました。

何でも、普通の家で在宅で1200W使っているが外出すると340Wになるということで、ピーク時間帯は外出してくれ、ということらしかった。クーラーが半分占めるんですね。

3人家族で年寄りが1人残ったら意味ないだろとか、出先で使う電力はどうなるんだ、とか素人としては考えてしまいます。何でもやってみるしかないんでしょうね。集客施設にキャンペーン参加協力要請はいいのですが、本当に効果あるんでしょうか。


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2011年7月 2日 (土)

第2回かいなん夢風鈴-地場産業と観光のコラボレーション

地酒メーカーというのは、田舎にほとんどがあります。田舎にあるから地酒なのか、その地域の自然とか文化とかを使わせていただいてブランドを作り出しているという、その土地の恵みに依存した業とも言えます。「観光」と言うと俺は観光酒屋じゃない、とかで距離を置きたがる向きもあるのですが、少なくともパンフレットにその地域の風景や町並みを使うし、仕込み水とか宣伝材料にする限りは、できるだけ協力しましょう、となりますよね。

風鈴に願いを、というか私の願いなど危なくて書けないですが、今年もやります。

蔵の裏の丘に中言神社があり、スタンプラリースポットですから、当社売店前の駐車場を利用してください。無料ですけど、一声掛けて下さいね。詳しくはこちらへ。
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