食堂開業予定者と話す
日曜から出て行こうか、月曜早朝から行こうかと迷っているうちに、見学者の応対だなんだで、めんどうになって、結局朝から行くしかなくなってしまった。遠来のお客様に日本の震災後の状況とムードを英語で説明するストレスはアイフオンを片手で打つより苦しい。次は、通訳は付くがハングルらしい。やれやれ。
それより少しは楽だったのが、飲食店開業予定の方と話す機会があったことだ。
県庁が近いので昼のランチは見込める。経験もある兄弟でやるから、まぁイケルかなぁ。それに人件費も抑えられる。問題は夜だ。その建物の他の店で見ていても勝負は夜なのだ。
この業界の、しかも地方、となると、地酒がどうとか、日本酒をどう扱ってほしいなど、何も言わない。ただ生き残ってほしい、と願うばかりだ。ちょっと経営論めいた話や、自分の知人の苦労談や成功例など、何も自分が言わなくてもいいのだが、ただただ、まずは開業して軌道にのって、なおかつお金を残してほしい、それだけなのだ。
意見交換にもなるが、当然食べ物のことは私より詳しいので、できるだけ聞きたい。
最近は飲酒しない若い子も多い。飲酒運転以前に経済の問題やめんどうくさいのか、もう誰か飲む人がいても飲まない人が乗せていくだけで対応してしまえるらしい。そうなってくると商売する側としては、メニューが食事にウエイトが移ってくる。いいか悪いかは関係がない。さてどういう特徴を出してくれるだろう。
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