新体制で酒造期入り
経営、蔵とも新体制で、今シーズンの酒造が始まっています。
春から冷蔵していた特等の山田錦(兵庫産)をこの時期精米しているわけです。
いきなりヨーイ・ドンで、そこから急に毎朝米を蒸したり麹を作ったり、仕込んだりというフルに造る状態にはなりません。精米を始め、井戸を掃除し、蔵や道具を清掃、消毒してと順々に進めていきます。それから最初の米洗いをして、翌日最初の蒸しをします。それで酛用の麹を2日かけて作り、その日に最初の酛を仕込み、10日以上たって酒母ができてから、最初の仕込みになるのです。精米場は最初からフルに作業している感じですが、まだ会議をしたり、研修へ出かけたりと、製造チームはそうバタついてはいません。新人も入ったことだし。
蔵元はどっしりと、とはいきませんが、製造に関しても、計画、調整等にあたっています。また営業支援もしなければなりません。秋は地元も行事が多いうえ、今年は紀南の災害や家のことなど多事ではありますが、少し長期の考えごとなどする時間も必要です。
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