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2011年10月28日 (金)

新米は不安はほぼないが価格はあがっている

食用米の米屋さんの報告があるので、参考になるかと出席しました。
一般向けの話になるので後で捕まえないと聞けないようです。
米トレーサビリティー法の話や放射能の話が当然でましたが、放射能については学者で政府批判する者もいるようですが、さりとて根拠も不十分のようです。とりあえず西日本の米と昨年産の米への需要シフトはあるようですが、おそらく作柄も悪いので、結局価格は3割くらい高いか、ということでした。
酒米の場合は彼らも認める特殊な世界で、契約による作付けがベースになりますから、急に購入産地を変えられないので、影響は少なくなります。私の考えでは、来春の申し込みで西にシフトしてきたらどうなるかという気がかりがあるのですが。
こっちは正規の特等、一等のもの(当社ほとんどこれ)がおととしの値段くらいに戻るかなという程度らしいです。
普通酒に使用する加工用米の不足で配分の問題は業界としてはでており、28日の日経朝刊にも出ていますが、当社は使用していないので関係ありません。

来春仮に西半分の産地への申し込みシフトが起きても、わざわざ変えるメリットはそうなく、蔵は地元産米の使用にこだわる傾向も強いし、需要自体弱いので、そう価格上昇はないと思っています。米は動かせても蔵は動かせないからです。

放射能はどの程度許容されるかとか糠に多く残るとか、慎重に扱いたいテーマもありましたが、これからも注意して見ていく必要があると思いました。

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2011年10月25日 (火)

台風後の新宮市へ入る

台風で大きな被害を受けた後、初めて新宮市へ行く機会がありました。
熊野川沿いの道の駅が消えていたのはショックです。
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かなりの高さまで濁流が来たのがわかります。
もっと早く来たかったのですが、不幸事もあったりで、今日になってしまいました。
いつもは清流と広い河原、険しいけど鮮やかな山並みが目を休めてくれるのですが、今日はまだ濁流と、そこかしこに崩壊地が見られました。
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ようやく復旧した国道も工事で片側交通の箇所が多く、新宮では市内が川になったと聞かされました。あながち誇張ではありません。一見持ちこたえたかの鉄骨造の建物も地面との接合部でやられている例もありました。もちろん壁は水で破られ、内部も天井近くまで泥に流されています。

JR紀勢本線が新宮まで年内に復旧するのは無理ではないかとの地元の噂でした。一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

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2011年10月17日 (月)

冷蔵倉庫検分の巻

倉庫が狭いとか悩んでいる時期もありましたが、生酒を冷蔵倉庫に預託するという手段を活用して2年目。今日は冷蔵倉庫を訪問して倉庫を検分しました。
-10℃という倉庫屋さんによれば一番温度の高い倉庫に入れてもらんでいるのですが、200坪くらいはある相部屋のお相手は、海苔(粉末海苔の原料であろう)やチリメンです。一升瓶は零下20℃近くで割れるはずで、あまり冷たいと困るし、+2℃以上では生ヒネが出る可能性もあります。自社もコンテナをもっていますが狭いので、やり始めた試みです。
当然倉庫賃もかかりますが、倉庫を建てるコストを考えると、こう方法もありかとは思います。
魚なんかは別棟の-20℃以下のもっと寒いところへ保管しているそうです。
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あまり低温だと割れるリスクもありますが、これだとまず生ヒネは出ません。いつか、自社で倉庫を増設できますことを。


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もと始めで新チーム発足を祝う(黒牛)

今期から社員主導の製造チームとして、すでに造りに取りかかっていますが、今日は酛(もと)始めをして蔵として祝いました。社員側5+但馬2、今日のところはまだ1名しか着いていませんが、11月に入ったらあと1名が来てくれる手はずです。
かの天才打者長嶋茂雄先生のメイクドラマなる、一語こそ、何とも軽く感じられながらも、実は非常に重いプレイヤーに課せられた使命の本質を見事に言い表わされています。小チームですが、オーナーは任命責任を負って、チームの健闘を支え督励するしかありません。明日は1本目の留め仕込みという今日でした。
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2011年10月14日 (金)

雄町の田と農家を訪問してきました

晴れの国、岡山の雄町栽培農業法人と圃場を訪ねてきました。ここからは、11月上旬に山田錦、12月下旬に雄町を入れていただく予定です。稲刈りは山田錦が少し早くて今月中旬頃、雄町は下旬になるそうです。台風や雨で倒伏もあり、ちょっと収量は悪くなりそうですが、それにしても見事な穂垂れ具合です。
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雄町はより古い品種で背丈も穂長も山田錦より長く、粒だって大きいので、田で見ても迫力があります。グレーダーの網目は2.1ミリで山田錦は2ミリ(ただし今年から全農が2.05ミリでスーパー山田錦として対抗策)と農家さんが強調しています。軸も強いので、倒れるのも粘り腰のようです。味も豊かボディーのある味わいとブドウっぽい香りにファンも多いのですが、この地区にしても山田錦の方が作付けが多いようです。雄町は、去年岡山で22000俵ほどがとれているようです。中心となるのは、藤田、高島、赤磐の3地区らしいのですが、藤田は岡山駅から南方約10キロ(直線)、高島は同じく東方約4キロ、赤磐は北東方10数キロで、岡山市の近くに集中しているのかなと感じました。藤田は児島湖の干拓地で南区、高島は中区でともに岡山市内。雄町の発祥地は高島だそうです。雄町がわかりやすいのは、ほとんど岡山の米という性格が強いことで、兵庫の山田錦もそうだったのですが、今は兵庫8割です。いずれにせよ、こちらの法人さんはマーケットや酒の流通にもよく目を向けて勉強されているのを感じました。最低田1枚5反はほしいと言えるあたりはうらやましいかぎりですが、そうでないとプロ意識も出てこないでしょう。冬期はやってもビール麦程度で米づくりに集中されています。3人の農家の方の圃場を見てまわりましたが、皆10ヘクタール以上は取り組まれているようです。広々した田を見るといつも気分がよくなりますが、田の大きさと地域の広がりからか田の色合いがそろっているのに感心しました。
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2011年10月 9日 (日)

画像は瞬間しか切り取らない

せっかく渋谷でイベントに参加したんだからと、センター街の裏手にある元気のいいムードで知られる居酒屋で夕食をとりました。
お店の前の道路で記念に画像を得ていると、通行人や車を避けて撮るので、何だか妙に実際より静かな画像になりました。確かにいい雰囲気だな、と思ったイメージはあるんですが、実際とはやはり違うんです。渋谷の109からすぐ裏に入ったところに静かだけれどけっこうそれだけに人が歩いていてお店も活気があるという瞬間は切り取れていないわけです。画像は瞬間です。なら動画ならいいかというと、誰が裏通りの動画をずっと見るというのでしょう。人間の目とか百聞は一見にしかずということを、ちょっと感じたのでした。

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2011年10月 8日 (土)

純米酒フェスティバル新しい会場で開催

2011秋の純米酒フェスティバルも参加しました。11年間、椿山荘でしたが、今年は渋谷のベルサール渋谷ファーストでした。参加蔵は40になりましたが、入場者数は変わらず盛況です。毎年イベントを続けていると経験則がわかって来るようて゛、イベントで泥酔つぶれる人は0、5パーセントていうことらしい。なるほどね。
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2011年10月 5日 (水)

桶のフタの上で会議をする

今日から最初の蒸しをしていますが、製造部で今期の造りについて会議をします。
新人も入って何となく充実してきた感じです。
会議室らしくないですが、酒蔵らしいと言えばまぁそうでしょう。
詰口・営業・事務も入れての全体会議もできる部屋です。
但馬からさっき1人精米さんが到着していましたが、11月に入ればもう1人加わって製造チーム全員が揃います。
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2011年10月 4日 (火)

稲刈り前の山田錦を西脇へ見に行く

約束していたので、ちょっと仕事も気がかりですが、兵庫県は西脇市まで山田錦の田を見に行きます。先日の特A地区とは別ルートで確保している先です。4,5人が6ヘクタールほど栽培しているのですが、10日前後から刈り取りになりそうです。
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田んぼへ栽培者に米屋、酒屋がそろって出かけて、けっこうわいわい話し合います。もう少しで収穫というタイミング、台風や急な冷え込みもありましたが、この週末は晴れそうなので、まずはそうひどいことにはならないでしょう。坪50株くらいの粗蒔きで、土壌作りにも熱心な人たちです。
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加古川中流沿いという感じで、周囲にはポコンポコンと独立峰的な丘が見られる特徴のある地勢ですが、一山越えれば丹波篠山、黒豆の産地です。名物は神戸牛というエリアで、お昼は焼き肉でした。ごちそうさまです。
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今朝方出発するとき、ちょうど入れ替わりに六甲山の裏から、昨秋から冷蔵の山田錦を搬入していました。シーズン造り始めの山田錦の分はこれで完了です。今日は紙袋で平積みですから、トラックの荷台からパレットへ積み替えるという厳しい作業をお願いしていました。米屋さんからのアドバイスは、素手や普通の軍手ではなく、ゴムの手袋で作業をするとグリップが格段によく、この作業には負担軽減になるということでした。さっそく薦めることにしました。
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