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2012年9月26日 (水)

圃場見回り(2)

岡山は唯一の雄町の産地ですが、山田錦も栽培しています。同じ地区でこっちは雄町、あっちは山田錦という具合です。ここ岡山の圃場では、山田錦は刈り入れまであと10日くらいの状況でした。もう黄金色に穂がたれてきています。
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ここでは山田錦の方が少し収量も多い、分けつも多いとか、山田錦は倒れる時は根元からこけるが、雄町はしなる傾向があると比較する話が聞けました。稲刈りのタイミングもあるらしく、上から見た色合いだけでやると、日の当たらない穂波の裏の方は未熟だったり、焼けすぎるとシラタだらけで割れるとかいろいろあるようです。どうも6月は低温気味だったのに夏は暑すぎて、今年の米は堅い傾向だと聞いています。

2時間近くかけて兵庫県に移動します。西脇ですが、こちらの方が稲刈りは近い感じです。
2反の山田錦の田ですが、10月10日頃まであと一息。台風被害のないことを祈ります。よくそろっています。丁寧な管理が窺われました。
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反に8俵として16俵=約960kg、50%精米歩合なら480kgですから、純米吟醸1本1000kgをまかなうことはできません。4反余りで純米吟醸1仕込みしかできないわけですから、けっこう酒を造るには広い田から米を集める必要があります。

酒化率といって白米1トンから何リットルの純アルコールが採れるかという数値があります。純米吟醸で340リットルとすれば、340÷0.165≒2061リットルの製品になるでしょう。1.8L瓶で1145本です。白米1トンは精米歩合50%なら玄米2トン、反8俵の収量なら4+1/6反≒1250坪にあたります。1250÷1145≒1.09で、
1.1坪で純米吟醸1升瓶ができるという計算です。

いい秋の遠足、いや大事な秋の自分に課した行事でした。今年も大切に造らせていただきます。


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