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2012年10月15日 (月)

酒蔵の特徴-屋根が重い

蔵を見回って気がついた箇所など建設屋さんと話しました。来春のことを相談するにはいい時期です。
だいぶこの蔵も片付いたのですが、傷みはひどく、耐震補強も簡単ではありません。それでも改善の術を探ろうとします。安全確保、整備と美観、機能と構造の強化だと、目的は書き並べることはできますが、2階だけ補強しても意味はありません。建築会社の社長さんによれば、屋根を軽くするのが最も効果的だといいます。一度には無理だし毎年何メートルかづつ葺き替えるのはどうかとも言われました。
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酒蔵の特徴というのはいくつかありますが、扱う商品の特性上、夏は涼しくということで、屋根瓦の下の土が厚い、つまり屋根が重いということがあります。当然壁も厚いでしょうからそれはいいですが、柱や梁のスパンが長い、これは中に大きな樽を多く並べるためで、耐震上いいわけがありません。対応して太い柱や梁は使っていますが、古くなると当然弱ってきます。また庫内の温度差が端と端で大きくならないよう、東西方向に長く建てられているという特徴もあります。これは伝統的な木造蔵の場合で、最近の資料では鉄筋コンクリート造か鉄骨造がいいとなっています。当然スパンも長くできるし、冷房設備、断熱材も使いやすい。最近では津波や地震に鉄筋コンクリート造が強いとわかったとされます。いずれ建て替えることになるのか余儀なくされるのか、それまでこの木造をどうもたせるのか、課題のひとつというところでしょうか。

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