九州を廻る
九州というところは、どうも関西と違ったニュアンスで反応が早いところです。3年ほど前は「地酒専門店」というジャンルの店の店頭は、半分くらい梅酒でしたが、今は日本酒の棚が急に広くなっています。そのまた前はほとんど焼酎だったといいます。振れが早くて激しい印象があります。
九州での仕事は、博多に泊まってレンタカーで廻るのが主流で、路線バスや鉄道はダイヤが少なく、時間が限られる場合使いにくく、それで延々高速を走っていきます。弁当をレジで買って中のテーブルで食べるというスタイルの弁当屋さんが多いそうです。ちょっと珍しかった。コンビニで買って車の中で食べればいいとも思いますが、それよりはゆったりするということでしょうか。
今回は農業地帯で、一度社長さんの講演をお聞きしたことがあるコッコファームに出会えました。すごい農場があって地域貢献もされているのをお聞きしてどんな場所なのか興味がありましたが、偶然通りかかったので、卵スープを買いました。
どの地方に行ったとしても全国的な流れに地方独自の傾向が加わるのでそれを観察するのは楽しいことです。また、いつも不思議に思うのですが、メーカーは同じ製品を全国、海外まで出荷します。嗜好も相性も違うだろうに、量の多寡はあっても出て行くには行きますし、反応もまぁ同じようなものです。受け入れられる確率が違うだけなのかどうか、分析が足りないのか、戦略がないのか。
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