全国新酒鑑評会で2年連続の金賞
全国新酒鑑評会の結果が発表され、当社は2年連続で金賞を獲得しました。
コンテストの中でも最も公平で信頼性が高いとされるため、製造関係者にとってはプレッシャー、励み、また誇りの種として、この季節は気をもむ人が多い賞です。
いろいろなコンテストが開催されていますが、最近で影響力が高く、製造分野が重視しているのは、IWC、各杜氏組合での品評会、国税局地方局の鑑評会があげられると思います。それらの賞への入り具合を見ていると、ようやく自社も「吟醸」技術が定着してきたように思えるのですが、ここは謙虚に精進していってほしいと思っています。
あれはごく一部の出品酒のことだから、売りに出される製品の質と信頼性がより大事だと、よく言われます。
たしかに出品酒はたいてい本醸造型の大吟醸ですが、この蔵での出荷は96%くらいが純米系であり、全体として各出荷アイテムの質向上が鑑評会より優先されるべきではあります。
ここ4、5日出かけていましたが、帰ってすぐ結果公表でした。5月も20日となると気温と日差しが数日でだいぶ
強くなった気がしました。丁度、純米吟醸の火入れ、熱処理のことですが、瓶燗急冷でやってるところでした。
手作業でなかなか量産は厳しい。こういう部分で手をかけて製品を仕上げることが、市場では重視されています。
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