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2015年8月16日 (日)

2年ぶりのゲタ市開催

トンネル工事で昨年はお休みだったゲタ市が2年ぶりに開催されました。夜店が町の中心を通る川端通りに出るだけなんですが、公民館はボランティアでやはりお店を臨時で出しますしやうるわし館・防災センターの廻りでも漆器組合の青年部さんでビアガーデンなどされているはずです。そして東の端の当社・黒牛茶屋の前の広場でも、賑やかさを出すのに協力するという名目で、のみの市的な出店をしますし、普段6時でしまる売店を9時頃まで開けています。何でも漆器屋の職人街として栄えていた時代、奉公人が盆に帰省する際にゲタを買い与えたという由来だそうで、今はミニフェスタ的になってはいますが、続けてはいくと思います。当社も協力のあり方は変わっていくかもしれませんが、職人が飲む酒で成立した蔵だというのはたしかなので、何もしないということはあり得ません。
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広場の運営は地元のイベントでは各地の祭りなどに出かけている「杉やん」にお任せしています。ここに申し込んで出店してもらうことになってるんですが、今年は和歌山の有力酒販店さんが、自主開発商品のPRに社長自ら出張っていただいてました。
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和歌山というと、紀南の梅、中紀のミカン、紀北の桃、伊都の柿と、各地域に、全国トップ級の果実産地がセットされています。ここの蔵の場合、ミカン産地と桃産地に挟まれた位置にあたります。
桃については、紀の川市の桃山町が名の通り中心エリアで、その中でも「荒川」地区は、別格にランクづけされており、桃を買うにも、荒川というだけで高い、でもたしかに甘さや実の見事さは違うようです。きっと土壌や気候が微妙に違うし、栽培技術の蓄積があるのだと思います。で、その荒川の農家のうち約20軒と契約して果汁を加工、スムージーにして売っておられました。これはめちゃくちゃ甘いので、冷たくないと。
ここのお店は和歌山市内の居酒屋さんへの取引が多いので、もうかなり入っていると思われます。
和歌山の酒造業界は果実産地にあるのでリキュール開発がさかんです。またつながっていくかもしれません。


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